「スクリーングラブ」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
 
3行目: 3行目:
 
[[スクリーンショット]]は[[OS]]の利用者が意図的に画面を取り込むのに対して、スクリーングラブは主に[[アプリケーション]]の中で「密かに画面を取り込む処理」を指していることが多い。
 
[[スクリーンショット]]は[[OS]]の利用者が意図的に画面を取り込むのに対して、スクリーングラブは主に[[アプリケーション]]の中で「密かに画面を取り込む処理」を指していることが多い。
  
たとえば[[DRM]]で保護された動画に何かしらの画像処理(加工)をして表示したい場合、メディアプレーヤーの[[プログラム]]の内部では、[[動画]]から切り出された[[静止画]]は保護されたメモリ領域に格納されるため直接アクセスできないため、架空の画面([[オフスクリーン]])に描画し、そのスクリーングラブを取り、それを加工するということが行われている。
+
たとえば[[DRM]]で保護された動画に何かしらの画像処理(加工)をして表示したい場合、メディアプレーヤーの[[プログラム]]の内部では、DRM保護[[動画]]の描画先の[[VRAM]]領域は直接アクセスできないため、架空の画面([[オフスクリーン]])に描画し、そのスクリーングラブを取り、それを加工するということが行われている。
  
 
また、[[Android]]などでよくある[[無音カメラ]]もスクリーングラブを利用していることが多い。
 
また、[[Android]]などでよくある[[無音カメラ]]もスクリーングラブを利用していることが多い。

2020年8月5日 (水) 03:12時点における最新版

スクリーングラブ英語:screen grab)とは、日本では「スクリーンショット」として知られる機能のことである。

スクリーンショットOSの利用者が意図的に画面を取り込むのに対して、スクリーングラブは主にアプリケーションの中で「密かに画面を取り込む処理」を指していることが多い。

たとえばDRMで保護された動画に何かしらの画像処理(加工)をして表示したい場合、メディアプレーヤーのプログラムの内部では、DRM保護動画の描画先のVRAM領域は直接アクセスできないため、架空の画面(オフスクリーン)に描画し、そのスクリーングラブを取り、それを加工するということが行われている。

また、Androidなどでよくある無音カメラもスクリーングラブを利用していることが多い。