「ストリーム暗号」の版間の差分

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ブロック長が短いので、暗号化と複合化の処理効率は非常に悪いが、一定量のデータが揃うのを待つ必要がないので即応性が高い。
 
ブロック長が短いので、暗号化と複合化の処理効率は非常に悪いが、一定量のデータが揃うのを待つ必要がないので即応性が高い。
  
[[P2Pファイル共有ソフト]]などの[[データ]]の送受信が不安定で[[CPU]]にはそれほど負荷がかからない環境ではバランスが良いとされている。
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[[P2Pファイル共有ソフト]]などの[[データ]]の送受信が不安定で[[CPU]]にはそれほど負荷がかからない環境ではバランスが良いとされている。かつて大流行した[[Winny]]でも使われているらしい。
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==主なストリーム暗号==
 
==主なストリーム暗号==
 
 
*[[XOR暗号]]
 
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*[[RC4]]
 
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2021年9月15日 (水) 02:26時点における版

ストリーム暗号とは、ビット単位あるいはバイト単位などで暗号化する方式の総称である。

ブロック暗号と技術的になんら違いがあるわけではなく、単に「ブロック長が1バイト(8ビット)程度と短いもの」のことである。

ブロック長が短いので、暗号化と複合化の処理効率は非常に悪いが、一定量のデータが揃うのを待つ必要がないので即応性が高い。

P2Pファイル共有ソフトなどのデータの送受信が不安定でCPUにはそれほど負荷がかからない環境ではバランスが良いとされている。かつて大流行したWinnyでも使われているらしい。

主なストリーム暗号