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ソルボセイン(通称:ソルボ)とは、 子供用シューズの「瞬足」で有名なアキレスの子会社の三進興産株式会社が開発したエーテル系ポリウレタンを用いた衝撃吸収材である。
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'''ソルボセイン'''(通称:ソルボ)とは、 子供用シューズの「瞬足」で有名なアキレスの子会社の三進興産株式会社が開発したエーテル系ポリウレタンを用いた衝撃吸収材である。
  
防音材など様々な用途に使用されている。
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== 概要 ==
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ソルボシリーズの靴の中敷き(インソール)として有名。その他にも完成品のウォーキングシューズとして「アキレスソルボ」が発売している。ランニングシューズの「メディフォーム」のかかと部分にも密かに使われている。
  
なかでも一般市販されている靴の中敷き(インソール)が有名である。
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== ヘビー級 ==
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体重100kg超というヘビー級の格闘家の基礎体力作りにジョギングを取り入れる方法を模索している。
  
アキレスからも「アキレスソルボ」として普通の靴が発売している。
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=== 問題点 ===
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まずクソデブや[[筋肉モリモリマッチョマンの変態]]向けのランニングシューズは存在しない。
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ランニングシューズは超軽量級のマラソン選手が履くものである。
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マラソン選手は誰もがガリガリだ。
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[[カタログスペック]]に書いてある素晴らしいクッション性能も重量級の前にはまったく効果なし。
  
ランニングシューズなどは販売されていない。
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ランニングシューズは100kgは論外、80kgでも厳しいというが現実である。
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某掲示板でそんなシューズないか聞いてみたが「まず痩せろ」という意見しかでなかった。
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しかし[[筋肉モリモリマッチョマンの変態]]では痩せようがない。
  
同様の衝撃吸収材として有名なアルファゲルを大量に搭載しているアシックスのゲルニンバスにソルボのインソールを入れることで体重100kgでもアスファルト上を走れることがわかった。
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また、ランニングシューズというものは上級者向けになるほど速く走るために衝撃吸収機構がなくなっている。地面を蹴る衝撃により前へ前へと進む力を得るのだから当たり前だな。このため重量級がこのようなランニングシューズを履いて走ると即座に膝を痛める。
  
体重100kg超というヘビー級の基礎体力作りにロードワークを取り入れる方法を研究していてたどり着いた結論である。
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ちなみにこの常識を覆したのが「ピンク靴」「厚底シューズ」として一躍有名になったナイキの「ズームエックス ヴェイパーフライ」だ。ただこれも重量級は想定されていない。使用限度は軽量級が履いた場合で400kmと非常に短い。
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=== 解決策 ===
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重量級でも高いランニングシューズの効果を唯一感じられるのは「靴底のグリップ感」である。
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これは安い靴にはない。
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また、ランニングシューズの中でも「初心者向け」として売られているものは衝撃吸収機構が搭載されていることが多い。ただし重量級は想定されていない。せいぜい中量級までが限度である。
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そこでソルボセインのインソールである。
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初心者向けシューズの衝撃吸収機構 x ソルボの衝撃吸収機構 = 重量級にも耐えられる?!
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ちなみにソルボのインソールは一般的なインソールより厚みがあるのでランニングシューズ側も少し大きめのものを選んでおく必要がある。
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=== ゲルニンバス20 ===
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衝撃吸収材として有名な[[アルファゲル]]を大量に搭載しているアシックスのゲルニンバス20。
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もともとソルボなしでゲルニンバスで走った際に膝がぶっ壊れたことで、その改善策の模索をはじめたというのが、この記事のはじまりだ。
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結論はソルボのインソールを入れることで体重100kgでもアスファルト上を問題なく走れた。
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すでに引退してウォーキングシューズになっている。
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注意:ゲルニンバスの衝撃吸収機構はゲルニンバス20までは前後に配置されていたがゲルニンバス21以降はカカト部分だけになっているのでオススメできない。
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=== エアズームペガサス37 ===
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ナイキの厚底シューズである[[エアズームペガサスズーム37]](2020年モデル)にもソルボライトを入れてみた。
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膝ではなく足底に痛みが出た。
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[[ググる]]と同様の症状が多数みられ、その原因は海外製の靴は外国人の足(とくに黒人のトップアスリート)を想定した甲低・幅狭の形状になっているが、これが典型的な日本人の足型である甲高・幅広には向かないことが原因であるとされていた。
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さらに試行錯誤を重ね、ランニングシューズは「大きめが良い」とされているが、あえてピッタリサイズのペガサス37を購入し、そこに[[ソルボライト]]を装着したところ大きな改善が見られた。

2021年8月24日 (火) 05:03時点における最新版

ソルボセイン(通称:ソルボ)とは、 子供用シューズの「瞬足」で有名なアキレスの子会社の三進興産株式会社が開発したエーテル系ポリウレタンを用いた衝撃吸収材である。

概要[編集 | ソースを編集]

ソルボシリーズの靴の中敷き(インソール)として有名。その他にも完成品のウォーキングシューズとして「アキレスソルボ」が発売している。ランニングシューズの「メディフォーム」のかかと部分にも密かに使われている。

ヘビー級[編集 | ソースを編集]

体重100kg超というヘビー級の格闘家の基礎体力作りにジョギングを取り入れる方法を模索している。

問題点[編集 | ソースを編集]

まずクソデブや筋肉モリモリマッチョマンの変態向けのランニングシューズは存在しない。 ランニングシューズは超軽量級のマラソン選手が履くものである。 マラソン選手は誰もがガリガリだ。 カタログスペックに書いてある素晴らしいクッション性能も重量級の前にはまったく効果なし。

ランニングシューズは100kgは論外、80kgでも厳しいというが現実である。 某掲示板でそんなシューズないか聞いてみたが「まず痩せろ」という意見しかでなかった。 しかし筋肉モリモリマッチョマンの変態では痩せようがない。

また、ランニングシューズというものは上級者向けになるほど速く走るために衝撃吸収機構がなくなっている。地面を蹴る衝撃により前へ前へと進む力を得るのだから当たり前だな。このため重量級がこのようなランニングシューズを履いて走ると即座に膝を痛める。

ちなみにこの常識を覆したのが「ピンク靴」「厚底シューズ」として一躍有名になったナイキの「ズームエックス ヴェイパーフライ」だ。ただこれも重量級は想定されていない。使用限度は軽量級が履いた場合で400kmと非常に短い。

解決策[編集 | ソースを編集]

重量級でも高いランニングシューズの効果を唯一感じられるのは「靴底のグリップ感」である。 これは安い靴にはない。

また、ランニングシューズの中でも「初心者向け」として売られているものは衝撃吸収機構が搭載されていることが多い。ただし重量級は想定されていない。せいぜい中量級までが限度である。

そこでソルボセインのインソールである。

初心者向けシューズの衝撃吸収機構 x ソルボの衝撃吸収機構 = 重量級にも耐えられる?!

ちなみにソルボのインソールは一般的なインソールより厚みがあるのでランニングシューズ側も少し大きめのものを選んでおく必要がある。

ゲルニンバス20[編集 | ソースを編集]

衝撃吸収材として有名なアルファゲルを大量に搭載しているアシックスのゲルニンバス20。

もともとソルボなしでゲルニンバスで走った際に膝がぶっ壊れたことで、その改善策の模索をはじめたというのが、この記事のはじまりだ。

結論はソルボのインソールを入れることで体重100kgでもアスファルト上を問題なく走れた。 すでに引退してウォーキングシューズになっている。

注意:ゲルニンバスの衝撃吸収機構はゲルニンバス20までは前後に配置されていたがゲルニンバス21以降はカカト部分だけになっているのでオススメできない。

エアズームペガサス37[編集 | ソースを編集]

ナイキの厚底シューズであるエアズームペガサスズーム37(2020年モデル)にもソルボライトを入れてみた。

膝ではなく足底に痛みが出た。 ググると同様の症状が多数みられ、その原因は海外製の靴は外国人の足(とくに黒人のトップアスリート)を想定した甲低・幅狭の形状になっているが、これが典型的な日本人の足型である甲高・幅広には向かないことが原因であるとされていた。

さらに試行錯誤を重ね、ランニングシューズは「大きめが良い」とされているが、あえてピッタリサイズのペガサス37を購入し、そこにソルボライトを装着したところ大きな改善が見られた。