デフラグ

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デフラグ英語:defrag)とは、ハードディスクメモリなどにおいて「データの断片化(フラグメンテーション)」を解消することをいう。

正式名称は「デフラグメンテーション」である。

HDD[編集 | ソースを編集]

ハードディスクにおいてデータの断片化が起こると、1つのファイルがを開くのに複数領域を読み込む必要があるため処理が遅くなる。例えるなら複数ページの書類がページ単位で異なる倉庫に格納されている感じである。

SSD[編集 | ソースを編集]

最近のSSDには「Trimコマンド」という実質デフラグ相当の機能がファームウェアに搭載されている。SSDの構造上、「Windows XPまでのデフラグ」は意味がない。最近のOSに搭載されているデフラグ対象がSSDだと「Trimコマンドを発射するだけ」というものになっている。

メモリ[編集 | ソースを編集]

メモリでフラグメンテーションが発生すると「メモリの確保」が極端に遅くなる。メモリはファイルシステムほど複雑な管理がなされていないのが一般的で、「分散して格納」にめっぽう弱いため、メモリ確保の際には「連続した空き領域を探す処理」が走るためである。

この問題の解決策として最近では「コピーGC」および「世代別GC」がよく使われている。