デュアルカメラ
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デュアルカメラとは、レンズの異なる2つのカメラで同時撮影する方式のことである。
ズーム機構は大きい
一般的なデジカメに搭載されている「ズーム」の機構はどうしても巨大化してしまうため「薄さ」が求めれるスマートフォンには搭載が難しいという問題があった。
初期はソフトで誤魔化していた
そのため初期のスマートフォンでは特定の倍率で撮影して、それをソフトウェア的に引き伸ばしたり、切り抜いたりしているだけであった。物理的にはズーム機能などないのに、カメラアプリなどのソフトウェアの中でそれっぽく見せているだけである。当然ながら特定の倍率(オリジナルの倍率)以外は画質が悪くなるという欠点がある。
デュアルカメラの発明
そこで「ズーム機構のない固定倍率のレンズは小さく薄い」という点に着目して「倍率の異なる2種類のレンズ」で同時撮影して、その中間の倍率はソフトウェア的に合成するという方式が考えられた。これがデュアルカメラである。
ハイパーインフレの発生
最近ではカタログスペックを競うべく、デュアルカメラの2個どころか、3個、4個、5個と増え、しまいには16個という多眼カメラが登場するなどハイパーインフレが発生している。