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ニューヨーク風ピザ(英語:newyork style pizza)とは、主にニューヨークを中心に食されているピザのことである。ニュージャージーコネチカットでも食されている。一般的なピザとは異なり、手が汚れないためプログラミングしながらの飲食に最適である。

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概要編集

ニューヨーク風ピザは日本で言う「おにぎり」に相当する弁当として食されているピザのことである。ニューヨーク風ピザは、いうなれば「ケータイピザ」であり、いわゆるイタリア風ピザと比べ、生地が非常に薄く、折り畳んで携帯することができるのが特徴である。折り畳んだ状態ではピザというよりパイに近い。

なお、ニューヨークでは日本でも一般的なイタリア風ピザも販売されており、家庭などでゆっくり食べる宅配ピザではこちらが主流である。

ニューヨーク風ピザはドクターペッパーとの相性がよく、またソースがたれたり、具がこぼれたりせず、手も汚れないため、イタリア風ピザよりもキーボードが汚れず、プログラミングしながら食すにも非常に適している。

歴史編集

ニューヨーク風ピザは1905年にゴッドファーザーで有名なマンハッタンのイタリア人街(通称リトルイタリー)でオープンしたピザ屋ジェンナーロ・ロンバルディ」が発祥だと言われている。

ジェンナーロ・ロンバルディの主な顧客層はイタリアからの移民であり、スーツケースひとつ持って裸一貫で渡米してきた者も多く、貧しい者も多かったため、ピザ1枚まるごとは買えないという者も少なくなかった。またイタリア移民の多くは高層ビル建設などの建築業に従事する者が多く、「出勤時に購入して携帯できる弁当」の需要もあった。

そこでジェンナーロ・ロンバルディピザを1枚単位ではなく、1ピース単位で販売し、さらにピザをパイのように折りたたみ、紐で縛り、紙に包んで提供することで、建築作業員向けの携帯できるいわゆる弁当として提供した。

それは爆発的な大ヒットとなり今に至る。

関連項目編集

参考文献編集