「ハイレゾオーディオ」の版間の差分

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ハイレゾオーディオはもともとは編集時の劣化の蓄積を抑えるために登場した技術である。[[CG]]でいう[[アンチエイリアス]]で使われる[[スーパーサンプリング]]的な処理、いわゆる[[非可逆]]な変換加工処理を繰り返すと劣化が蓄積されるという問題を抑制するために、編集前のマスター音源は最終的な成果物の2倍から4倍程度の非常に高いサンプリング周波数やビットレートにしておこうという趣旨のものである。
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ハイレゾオーディオはもともとは編集時の劣化の蓄積を抑えるために登場した技術である。[[非可逆]]なフィルター加工処理を繰り返すと劣化が蓄積されるという問題を抑制するために、編集前のマスター音源は劣化が蓄積しても気にならないよう最終的な成果物の2倍から4倍程度の非常に高いサンプリング周波数やビットレートにしておこうという趣旨のものである。
画像でいう[[OpenEXR]]などと同様の考え方だな。
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オーディオだけでなく[[コンピューターグラフィックス]]でも同様の考え方の[[OpenEXR]]などがある。[[アンチエイリアス]]で使われる[[スーパーサンプリング]]的な処理に近い。
  
 
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2020年10月23日 (金) 06:34時点における版

ハイレゾオーディオとは、音楽CD(48Kbps/16bit)よりも高音質な音源、およびそれを扱えるオーディオ機器の総称である。

編集

ハイレゾオーディオはもともとは編集時の劣化の蓄積を抑えるために登場した技術である。非可逆なフィルター加工処理を繰り返すと劣化が蓄積されるという問題を抑制するために、編集前のマスター音源は劣化が蓄積しても気にならないよう最終的な成果物の2倍から4倍程度の非常に高いサンプリング周波数やビットレートにしておこうという趣旨のものである。

オーディオだけでなくコンピューターグラフィックスでも同様の考え方のOpenEXRなどがある。アンチエイリアスで使われるスーパーサンプリング的な処理に近い。

視聴

ハイレゾオーディオは「コンピューターで編集する用途向け」のものであって人間の聴覚にはほぼ影響をしない。いわゆるピュアオーディオの一種であるとされる。

MP3音源とハイレゾ音源を聴き比べて「やっぱりハイレゾ音源はすごい」とする意見も散見されるが、それらはほぼMP3音源はCD音源を利用しているのに対して、ハイレゾ音源はリマスターされたものであるためであることが多い。

耳の穴を掃除したほうがよい。

スマホ

スマホ向けのBluetoothイヤホンなどでは「ほぼ音楽CDと同音質を扱える製品」を「ハイレゾ」と呼んでいる。前述の「編集向けのハイレゾ」とは比べものにならないほど低品質であるといえる点に注意しよう。さすがにこのレベルは凡人でも聞き取れる。

関連項目