ハートビート

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ハートビード英語:heartbeat、一般的には複数形のheartbeatsを使う)とは、日本語では心拍という意味である。

概要[編集 | ソースを編集]

コンピューター用語では「心拍が止まったら死亡」にちなみ、主に何らかの継続的な手段により外部からコンピューターの生存を確認することをいう。 どちらかというと用途でいえば映画ドラマ意識不明患者の横でピコンピコン(心停止でピー)と鳴ってる生体情報モニター英語medical monitor)に近く、こちらの方が言葉的には適切ではないかと思うが、そんな細かい事は気にしてはならない。

ハートビートは主にクラスタリングなどの冗長化を実現する手段として利用されているものである。稼働中のサーバーは定期的にハートビートを送信し、そのハートビートが返ってこなくなったらサーバーダウンと見なし、コールドスタンバイとなっていた予備サーバーが稼働を開始するなどといった使われ方をしている。

たとえば簡易的なものであればpingを送信し続けて応答がなくなったらサーバーダウンと見なすなどと言った事が行われている。

その構成はサーバーの規模によって異なり、メインとサブの2台構成であれば相互にハートビートを撃ち合って運用することも可能である。サーバーの台数が増えてくるとハートビートの受信と、その状態により外部からサーバーのリモート制御を行うハートビートサーバーを設置することが多い。


関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]