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パストレーシング

410 バイト追加, 2021年7月2日 (金) 05:11
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'''パストレーシング'''(英語:Path Tracing)とは、[[3DCG]]のレンダリング手法のひとつである。[[レイトレーシング]]の発展型のひとつである。 「分散レイトレーシング」や「モンテカルロレイトレーシング」とも呼ばれる。
==概要==
これを出力画像の全[[ピクセル]]に対して行う。ここまでは古典的な[[レイトレーシング]]である。
[[ファイル:レイトレーシング.png|なしnone|サムネイル640px]] 
レイトレーシングでは1ピクセルを生成するのに1個のレイを飛ばしているが、パストレーシングではより高画質を得るために、1[[レイトレーシング]]では1[[ピクセル]]を生成するのに「を生成するのに1個のレイを飛ばしているが、パストレーシングではより高画質を得るために、1[[乱数ピクセル]]で進行方向を微妙にずらしたレイを大量に飛ばして、その結果を集計する」という方法を用いる。を生成するのに「進行方向を微妙にずらしたレイを大量に飛ばして、その結果を集計する」という方法を用いる。[[ファイル:パストレーシング.png|なしnone|サムネイル640px]]
一般的には無制限にレイを撃つと永遠に処理が終わらないので、乱数を用いて計算量を抑えるという手法が用いられる。いわゆる[[モンテカルロ法]]だ。
==画質==
光散乱を考慮したものは「[[ボリュメトリックパストレース]]」と呼ばれる。
レイが反射するたびにレイが分裂する感じである。
計算量が激増するので完全に別物扱いである。[[モンテカルロ法ファイル:ボリュメトリックパストレーシング.png|none|640px]]の説明文で「パストレーシング」と書かれている場合はほぼ「[[ボリュメトリックパストレース]]」を指している。 パストレーシングとボリュームパストレーシングの違いは大雑把にいえば、レイの分裂が「最初だけ」か「反射したときも」かの違いであるが、後者はアホみたいに計算量が激増するので完全に別物扱いである。
==関連==
 
*[[レイトレーシング]]
*[[パストレーシング]]