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パンタグラフキーボード

370 バイト追加, 2019年7月31日 (水) 06:56
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'''パタングラフキーボードパンタグラフキーボード'''(Pantograph Keyboard)とは、菱形の収縮機構(パンタグラフ)をバネとして用いる([[英語]]:Pantograph Keyboard)とは、菱形の収縮機構(パンタグラフ)をキーの支えとして用いる[[キーボード]]のことである。
なお、パンタグラフキーボードは日本独自の呼称(いわゆる和製英語)であり、海外では「シザーキーボード(Scissor switch Keyboard)」と言ったほうが通じる。 == 概要 ==左右2組の菱形の支えと、中央に反発力を得るための小さな[[ラバードーム]]を組み合わせてひとつの[[キー]]としているものが一般的である。[[エンターキー]]などの大きな[[キー]]の場合には曲がった針金で反発力を得ているものもある。の場合にはスタビライザーという曲がった針金でキーが斜めに押下され、入力が無反応になることを防いでいるものもある。
== 均等圧力 ==
== 耐久性 ==
一方でパンタグラフキーボードは耐久性を確保することが難しい。パンタグラフキーボードでは、圧力均等化のためのパンタグラフ機構と、その内側に反発力を得るための小さなパンタグラフキーボードは耐久性を確保することが難しい。多くのパンタグラフキーボードでは圧力均等化のためのパンタグラフ機構と、その内側に反発力を得るための小さな[[ラバードーム]]を組み合わせているものが多い。 パンタグラフキーボードの耐久性は、を組み合わせており、[[キーストローク]]にかかわる大部分を[[ラバードーム]]でまかなうため劣化が激しいと言われるのみでまかなう。パンタグラフキーボードでは、劣化が激しいと言われる[[メンブレンキーボード]]と比べても、さらに[[ラバードーム]]部分が小さく薄くなるため、その大きさ薄さに比例して劣化もさらに早くなってしまう。コニックリング(円錐スプリング)を仕込んである部分が小さく薄くなるため、その大きさ薄さに比例して劣化もさらに早くなってしまう。当然のようにコニックリング(円錐スプリング)を仕込んである[[静電容量無接点キーボード]]や[[メカニカルキーボード]]の耐久性には遠く及ばない。
パンタグラフキーボードは大切に使っても半年持てば良い方であり、パンタグラフキーボードはどんなに大切に使っても3~6ヶ月も持てば良い方であり、[[プログラマー]]のように毎日朝から晩まで[[キーボード]]を[[打鍵]]し続けるような状況だと1~2ヶ月もすれば俗に言うベコベコな状態となる。
== 価格 ==
パンタグラフキーボードは、[[メンブレンキーボード]]の[[ラバードーム]]を削減して、代わりに補助軸を付けたようなものであり、構造が比較的単純であるため、その価格も安い製品が中心である。
一部の[[プログラマー]]の間では、耐久性の高いの間では耐久性の高い[[Realforce]]や[[Happy Hacking Keyboard]]などの高級キーボードを1枚買うのではなく、収納性の良いパンタグラフキーボードをまとめ買いしておき、2~3ヶ月程度で使い捨てるのが良いとする意見も少なからず見受けられる。などの高級キーボードを1枚買うのではなく、収納性の良いパンタグラフキーボードを[[ロット]]単位でまとめ買いしておき、2~3ヶ月程度で使い捨てるのが良いとする意見も少なからず見受けられる。
== その他 ==
一見すると普通のパンタグラフキーボードに見えるが、実は一見するとパンタグラフキーボードに見えるが、実は[[静電容量無接点キーボード]]だという[[Realforce]]のOEM品があるらしい。詳細な構造は不明。
== 関連項目 ==
== 参考文献 ==
<references/>{{reflist}}
== 外部リンク =={{stub}}
{{stub}}[[category:キーボード]]
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