「ヘテロジニアス・マルチ・プロセッシング」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
15行目: 15行目:
 
[[iPhone]]や[[iPad]]などに搭載されている[[Apple Silicon]]で最初のHMP対応製品は2017年9月12日に登場した「[[Apple A11]]」となっている。それまで[[アップル]]は[[big.LITTLE]]に消極的で対称マルチコアばかり採用していた。
 
[[iPhone]]や[[iPad]]などに搭載されている[[Apple Silicon]]で最初のHMP対応製品は2017年9月12日に登場した「[[Apple A11]]」となっている。それまで[[アップル]]は[[big.LITTLE]]に消極的で対称マルチコアばかり採用していた。
  
[[Android]]で主流のSnapdragonシリーズはさらに遅く、最初のHMP対応製品は2017年12月5日に発表された「[[Snapdragon 845]]」となっている。[[不都合な真実]]なので大きな声ではいえないが、これ以前のSnapdragonはベンチマーク以外ではまったくといっていいほど性能が出ない[[そびえ立つクソ]]であった。なお、[[Snapdragon 845]]も全コアが同時に動くようになった関係で熱暴走が頻発するようになったクソであった。
+
[[Android]]で主流の[[Snapdragon]]シリーズはさらに遅く、最初のHMP対応製品は2017年12月5日に発表された「[[Snapdragon 845]]」となっている。[[不都合な真実]]なので大きな声ではいえないが、これ以前の[[Snapdragon]]は[[ベンチマーク]]以外ではまったくといっていいほど性能が出ない[[そびえ立つクソ]]であった。なお、[[Snapdragon 845]]は全コアが同時に動くようになった関係で[[サーマルスロットリング]]や[[熱暴走]]が頻発する[[そびえ立つクソ]]である。実のところ[[スナドラ]]の中ではHMP搭載直前の製品である[[Snapdragon 835]]が一番安定している。

2020年10月20日 (火) 08:52時点における版

ヘテロジニアス・マルチ・プロセッシング英語:Heterogeneous Multi Processing、通称:HMP)とは、1つのCPUの中に、アーキテクチャの異なる複数のコアが存在し、かつそれらを同時利用できる機構のことである。

概要

HMPはいわゆる「big.LITTLEアーキテクチャ」の発展型である。

初期のbig.LITTLEアーキテクチャでは「bigコアが動くとLITTLEコアが止まる」「LITTLEコアが動くとbigコアが止まる」といった排他的な構造であり、カタログスペックには「8コア!!」と書いてあっても実際には最大4コアや2コアしか動かない製品ばかりであった。

しかもそれらはすぐにサーマルスロットリング発動して「高負荷がかかると最初の3分間以外はLITTLEコアが4個しか動かない」というインチキっぷりでった。1時間耐久などを備えたベンチマークアプリは皆無だという盲点をついたインチキだ。

このインチキを解決した製品の総称がHMPである。HMP対応製品ではbigコアもLITTLEコアも同時に動く。

主な製品

HMPに対応した最初のARM製品は2013年9月に登場したサムスン電子のExynos 5シリーズ(5420, 5422, 5430)だと思う。

iPhoneiPadなどに搭載されているApple Siliconで最初のHMP対応製品は2017年9月12日に登場した「Apple A11」となっている。それまでアップルbig.LITTLEに消極的で対称マルチコアばかり採用していた。

Androidで主流のSnapdragonシリーズはさらに遅く、最初のHMP対応製品は2017年12月5日に発表された「Snapdragon 845」となっている。不都合な真実なので大きな声ではいえないが、これ以前のSnapdragonベンチマーク以外ではまったくといっていいほど性能が出ないそびえ立つクソであった。なお、Snapdragon 845は全コアが同時に動くようになった関係でサーマルスロットリング熱暴走が頻発するそびえ立つクソである。実のところスナドラの中ではHMP搭載直前の製品であるSnapdragon 835が一番安定している。