差分

'''マルチコア'''（[[英語]]：multi core）とは、ひとつの[[半導体チップ]]の中に複数の[[CPU]]や[[GPU]]などの[[コア]]があるもののことであるがあるもののことである。

一般に、常識的な範囲（1～8コア程度）では、コアの数が多いほど高性能とされる。(一般的に常識的な範囲（1～8コア程度）では、コアの数が多いほど高性能とされる（[[要出典)]]）

また、コアの数が多いと、コアの数が多いと、[[BOINC]]で大量のタスクを処理することができ、有利になるとされる。

一方でコア数の増加に単にCPUコアを増やすのみではなく、たとえばCPUコアとGPUコアを組み合わせた[[AMD]]の[[APU]]なども発売されている。また、最近流行りの[[SoC]]もある種のマルチコアである。 ==利点=====無駄が少ない===マルチコアCPUは、単純に複数の[[CPU]]をひとつの[[マザーボード]]に搭載する[[対称型マルチプロセッシング]]（[[SMP]]）と似ているが、マルチコアCPUではキャッシュなどを複数のコアで共有するなどの効率化が実現できる。 ==欠点=====同期処理===コア数の増加に[[比例]]してコア間で同期をとるための処理に時間がかかるようになる。このため闇雲にコア数を増やす事ができない。なお、独立性の高いしてコア間で同期をとるための処理に時間がかかるようになる。このため闇雲にコア数を増やす事はできない。 たとえば[[マルチスレッド]]を使う[[プログラム]]を組む際にはロック処理はほぼ確実に登場するが、その突入が異常なほど遅くなると考えればよい。<source lang="csharp">// C#のロック処理lock (this) { // 同期処理}</source> なお、独立性の高い[[プログラム]]を走らせることに特化している場合はこの限りではなく、基本的に[[ピクセル]]ごとに独立した処理が走る[[GPU]]などでは極端なマルチコア化が進んでいる。などでは極端なマルチコア化が進んでいる。たとえばGeForce GTX Titanなどでは2688コアも搭載している。 同様に個々のリクエストの独立性が高いウェブサーバーなど向けにアホみたいな数のコア数を搭載した[[サーバー]]向け[[CPU]]なども発売されている。個々のコアの性能はほぼ[[Intel Atom]]である。