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ミズ・パックマン英語:Ms. Pac-Man)とは、1981年に米国のゲームメーカーであるMidway Gamesから発売したパックマンの亜種である。

マサチューセッツ工科大学の学生だったケビン・カランとダグ・マクレーは様々な人気ゲームの亜種をATARI 2600に移植していた。ちょうど「Crazy Otto」というパックマンの亜種を開発していたとき、ATARIから「亜種ゲームを乱発している」という理由で訴訟を起こされゲームを発売できなくなった。

ケビンとダグは「Crazy Otto」を発売するため、当時アメリカでパックマンのライセンスを保有していたMidway Gamesに連絡を取り、権利を売却した。Midway Gamesはこれをアーケードゲーム「Crazy Otto」としてまず発売した。

名前を「Miss Pack-Man」に変更。

その後、パックマンに子どもがいることが判明したため、未婚か既婚かを問わない「Ms. Pack-Man」に変更。

ミズ・パックマンを発売するという話はパックマンの開発元であるナムコ(後のバンダイナムコエンターテインメント)の中村雅哉社長の耳にも届いており、中村氏もミズ・パックマンのキャラクターデザインに協力しました。また、ミズ・パックマンはナムコからも正式な公認を受けており、ナムコが後に発売したナムコミュージアムにもミズ・パックマンが収録されています。

AtGames訴訟編集

2018年、ファミコンミニなどレトロゲーム復刻ブームのさなか、AtGames社がナムコから公式ライセンスを得て「Bandai Namco Flashback Blast!」を発売した。

これが酷い品質であった。 怒り狂ったナムコはライセンス剥奪を宣言。

一方、AtGamesはライセンス剥奪は無効として復刻版アーケードゲーム機などの製造を強行し、ウォルマートGameStopなどのゲームセンターに販売された。

さらに怒り狂ったナムコは訴訟を起こす。 ナムコが圧勝と思いきや、AtGamesはCrazy Otto時代の関係者7人と個人契約もしていることが発覚し裁判は泥沼に突入した。