「PCエンジンスーパーグラフィックス」の版間の差分
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ただ専用ソフトはほとんど発売されず、ほどなく市場から姿を消した。 | ただ専用ソフトはほとんど発売されず、ほどなく市場から姿を消した。 |
2020年2月4日 (火) 01:37時点における版
PCエンジンスーパーグラフィックス(PI-TG4)とは、1989年12月8日にNECホームエレクトロニクスから発売した家庭用ゲーム機である。
メーカー希望小売価格は39,800円。
白エンジンに搭載しているGPUを2つ搭載することで「2倍の性能」をうたった上位機種である。NVIDIA SLIやAMD CrossFireと同じ発想の画期的な実装を1980年台に実現していたのである。
「オレたちは1+1で200だ。10倍だぞ10倍」
ただ専用ソフトはほとんど発売されず、ほどなく市場から姿を消した。
同時期に発売したPCエンジンシャトルと同様に奇抜なデザインを採用しているが、 こちらは白エンジンと同等の拡張端子を利用できるようになっている。 ただ奇抜なデザインのせいでそのままではCDROM2と合体できないため「ROM²アダプター (RAU-30)」なる延長ケーブルなどが必要であった。
パワーコンソールという周辺機器も発売する予定だったが結局未発売で終わった。
ちなみに以下の3機種はほぼ同時期に発売されている。
- 1989年11月 = PCエンジンシャトル
- 1989年12月 = PCエンジンコアグラフィックス
- 1989年12月 = PCエンジンスーパーグラフィックス