PCエンジンDuo-R

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PCエンジンDuo-R(PI-TG9)とは、1993年3月25日にNECホームエレクトロニクスから発売した家庭用ゲーム機である。

定価は39800円。

SUPER CD-ROM2発売以降のPCエンジンは急激にアニメ系・美少女ゲーム(アダルト路線含む)が増加し「キモオタ向け」に変貌し、親が子供に与えるには不適切なイメージを醸し出してた。このようにPCエンジンがキモオタ向け一色に変貌してしまったことを反省し、白エンジンの頃の「子供向け」に立ち返るべく開発された製品である。

まず子供が買いやすいようにPCエンジンDuoよりも2万円も安くなった。 ほぼ使わないであろう端子類などは全部削除された。 部品点数が減れば故障も減る。単一障害点が減るのだから当然だ。

さらに子供が乱暴に扱っても壊れないようPCエンジンDuoより筐体に厚みをもたせ装甲が頑丈になっている。

そして白エンジンほど純白ではないが、似たような白色の筐体となった。 白色だったCD-ROM2のころは普通のゲームが主力であり、灰色にしたSUPER CD-ROM2PCエンジンDuoから美少女ゲームが増えた。 漆黒のメガドライブも別人種であるがキモオタだらけだった。 一方、白色のスーパーファミコンは馬鹿売れしている。 ゲーム機は白いほうが勝つのである。

ただプレイステーションの噂も出ていた時代であったため大きな流れを作るには至らなかった。

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