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東京キャリアデザイン室とは、経営難にあえぐソニーが人員整理のために設置した座敷牢である。

目次

概要編集

東京キャリアデザイン室は座敷牢の一種であるが、パソナルームなどの過激な事例などと比較すると天国のようであるといわれる。不当解雇にならない程度の軽い圧力であるとの見方もある。ただし、いわゆるニートIT土方などの社会の底辺層の目線では天国であっても、ソニーの社員のような高学歴でプライドの高い人々にとっては地獄のような耐え難き苦痛であったといわれる。

場所編集

東京、品川のソニー旧本社ビル、のちに「御殿山テクノロジーセンターNSビル」と改称された8階建てのビルの最上階、そこはかつて大賀典雄名誉会長が執務室を構え、役員室が置かれていた由緒正しきフロアである。

主な内容編集

  • 午前9時前に出勤すると
  • 自身に割り当てられた席に着き、パソコンを起動させる。

ここまでは普通の職場と変わりない。

違っているのが“仕事”の中身だ。会社から与えられた仕事はなく、やることを自分で決めなければならない。スキルアップにつながるものであれば何をやってもいい。多くの社員が取り組んでいるのは、市販のCD-ROMの教材を用いての英会話学習やパソコンのソフトの習熟、ビジネス書を読むことだ[1]

関連項目編集

参考文献編集