ページ「C++」と「カウンタIC」の間の差分

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'''C++'''(シープラスプラス)とは、[[C言語]]を拡張した[[プログラミング言語]]である。日本語では略してシープラプラ、シープラなどとも呼ばれる。
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'''カウンターIC'''とは、半導体ICのうち、一定速度で数字がカウントアップするだけの[[IC]]をいう。
  
1983年にベル研究所のコンピュータ科学者の[[ビャーネ・ストロヴストルップ]]が、[[C言語]]の拡張として開発した。当時の名前は「C with Classes」(クラス付きのC言語)だった。拡張は[[クラス]]の追加に始まり、[[仮想関数]]、[[多重定義]]、[[多重継承]]、[[テンプレート]]、[[例外処理]]といった機能が続いていった。
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== 概要 ==
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動作としては「0から65535までを4.096秒で1周する」といった感じである。1クロックで数字が1増える。ただ数字を数えるだけ。
  
いわゆる「[[オブジェクト指向]]」として普及しているのは、この「C++のオブジェクト指向」である。「[[Smalltalk]]のオブジェクト指向」とは異なるものである点に注意されたい。
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== 用途 ==
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=== マイクロ秒単位やナノ秒単位での制御 ===
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主にステッピングモーターの駆動時間をマイクロ秒単位やナノ秒単位などで厳密に制御したい場合や、パルスを数クロックだけ遅らせたい場合などに使われる。
  
とても学習コストのかかる言語である。
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秒単位やミリ秒単位よりも遥かに細かい数字が欲しい時に使う「クロック単位のストップウォッチ」みたいなものである。
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=== 疑似乱数 ===
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カウンタICの値を[[疑似乱数]]として利用することもある。乱数が欲しいときにカウンタICから値を取得するだけでそれっぽい値が取得できる。めっちゃ高速なカウンタICを使うと「ほぼ疑似ではない乱数」になる。
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ちなみにこれは[[Z80]]の[[リフレッシュレジスタ]]を使った[[疑似乱数]]とほぼ同じで原理である。
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==関連項目==
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*[[剰余]]
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[[category: 電子部品]]

2019年10月31日 (木) 07:25時点における最新版

カウンターICとは、半導体ICのうち、一定速度で数字がカウントアップするだけのICをいう。

概要[編集 | ソースを編集]

動作としては「0から65535までを4.096秒で1周する」といった感じである。1クロックで数字が1増える。ただ数字を数えるだけ。

用途[編集 | ソースを編集]

マイクロ秒単位やナノ秒単位での制御[編集 | ソースを編集]

主にステッピングモーターの駆動時間をマイクロ秒単位やナノ秒単位などで厳密に制御したい場合や、パルスを数クロックだけ遅らせたい場合などに使われる。

秒単位やミリ秒単位よりも遥かに細かい数字が欲しい時に使う「クロック単位のストップウォッチ」みたいなものである。

疑似乱数[編集 | ソースを編集]

カウンタICの値を疑似乱数として利用することもある。乱数が欲しいときにカウンタICから値を取得するだけでそれっぽい値が取得できる。めっちゃ高速なカウンタICを使うと「ほぼ疑似ではない乱数」になる。

ちなみにこれはZ80リフレッシュレジスタを使った疑似乱数とほぼ同じで原理である。

関連項目[編集 | ソースを編集]