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空売り(読み:からうり、英語:short selling)とは、近い将来に株価が下落すると予想し、第三者から株を借りて、現在の株価でいったん売りを出し、 返却期日までに買い戻し、借りた株を返すことをいう。

概要編集

大雑把に言えば以下のような感じである。

  1. 株を証券会社から借りる
  2. 株を売る(例:100円)
  3. 株を買い戻す(例:90円)
  4. 株を証券会社に返す

株を買い戻す際に値下がりしていれば儲かり、値上がりしていれば損をする。 上記の例では10円の儲けである。 ただし証券会社は貸株料の名目で貸し出し時に株価の一定割合の手数料を取るので微妙な値動きでは損をする。

借りた株は一定期間内に返却しなければならないため、信用売残が極端に多くなると株価は上がりやすい。

中国では簡単にサーキットブレーカーを発動できるため空売りした途端に取引停止になる可能性があるため非常に危険である。 また、悪意の空売りなる制度があるため、株価が暴落中に空売りすると逮捕され粛清される。

関連項目編集

参考文献編集