計算機イプシロン
2019年2月20日 (水) 02:12時点におけるimported>Administratorによる版 (→Python)
計算機イプシロン(英語:machine epsilon)とは、その計算機(コンピューター)で扱える「1より大きい最小の数」のことである。
浮動小数点の仮数指数表記では「1未満」だと指数部だけを使ってどこまでも小さくなってしまうため、何が何でも仮数部を使うために「1以上」の数字を用いる。そこから1を引けば純粋に「最小の数」になる。
計算[編集 | ソースを編集]
- 浮動小数点変数に1を代入する
- 浮動小数点変数をひたすら1/2していく
- 浮動小数点変数がゼロになったら直前の値が計算機イプシロン
PHP[編集 | ソースを編集]
PHPでの実装例。
<?php
$a = 1.0;
$b = 0.0;
while ( 0 < $a )
{
$b = $a;
$a = $a / 2;
}
print($b . "\n");
Python[編集 | ソースを編集]
Pythonでの実装例。
a = 1.0
b = 0.0
while 0 < a :
b = a
a = a / 2.0
print("{0:09.8E}".format(b))