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差分

電磁波

1,213 バイト追加, 2020年3月26日 (木) 04:08
編集の要約なし
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!波長
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|-
|殺菌効果が現れる
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|280280nm -400400nm
|ビタミンD生成、日焼けする
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|
|}
物体の表面を攻撃するなら250nm前後の紫外線が一番強いと言われている。紫外線より放射線のほうが強いイメージがあるだろうが、基本的に波長が短くなるほど殺菌効果は弱くなる。例えるなら銃弾が小さくなることで標敵に当たりにくくなる状態である。紫外線とγ線では2500倍くらい大きさが違い、世界最大といわれるリトル・デーヴィッド迫撃砲の口径914mmと口径9mmパラベラムより差が大きい。いわゆる「当たらなければどうということはない」ということである。
 
一方で線が細くなる(弾が小さく)なると内部まで入り込めるようになる。細胞の隙間を跳弾しながら突き抜けることすらある。放射線が体内を突き抜ける現象だ。
 
放射線の殺菌効果は弱い。ではガンマ線滅菌ではどうするかというと「線量を上げる」のである。大雑把にいえば銃の乱射である。紫外線の1/2500しか攻撃力がないのなら短時間に2500発乱射すればいい。つまり「数撃ちゃ当たる」ということである。
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