静電容量無接点キーボード

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静電容量無接点キーボード英語:capacitive switching system, capacitive action)とは、静電容量の変化でキー入力を検知する方式のキーボードの総称である。

概要[編集 | ソースを編集]

静電容量無接点キーボードは、機械的な接点が無いため、静穏であり、耐久性が高く、キータッチの品質が極めて高い。 ただし安価なメンブレンキーボードはもとより、比較的高価なメカニカルキーボードなどの他方式と比べても、さらに高価になりがちというデメリットもある。

事実、普及価格帯での価格はメンブレン方式では100円から5,000円程度、メカニカル方式でも10,000円から30,000円程度なのに対し、静電容量方式では下は20,000円から上は500,000円(Happy Hacking Keyboard Professional HG JAPAN)などという製品まで存在する。

主な利用者[編集 | ソースを編集]

静電容量無接点キーボードはその利点から古くから朝から晩まで1円の狂いも出さずテンキーを叩き続ける金融機関のお姉さんなどが使っている。とくに東プレの製品は特定の銀行向けに一品物で特注製造しているものであり、その流れの中で量産機として安価(と言っても高い)で登場したのがRealforceだと言われている。

また、HHK富士通ITドカタプログラマーの標準装備である。なお、富士通でもITドカタプログラマー以外の職種はLibertouchを装備していることが多い。これはHHK自体が富士通メインフレーム向けキーボードとして開発されたものであるため、UNIXOSとの相性は良いが、VMSOSWindowsなど)との相性があまり良くなく、使いにくい点も多々あるためだと思われる。

なお、HHK・Realforceはともにアクチュエータとしてゴム椀を使っている。

主な製品[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]