ページ「ドリームキャスト」と「PCエンジンシャトル」の間の差分

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'''ドリームキャスト'''([[英語]]:dreamcast)とは、[[PC-FX]]と[[セガサターン]]の後続機として[[NEC]]と[[セガ]]により共同開発された据え置き型の[[家庭用ゲーム機]]である。
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'''PCエンジンシャトル''' (PI-TG5)とは、1989年11月発売に[[NECホームエレクトロニクス]]から発売した[[家庭用ゲーム機]]である。
  
負け組連合という「マイナス×マイナスでプラス」と思われたが実際はマイナス冪乗マイナスであった。
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[[Huカード]]しか遊べないのが特徴である。
理想 (-1) * (-1) = +1
 
現実 (-1) ^ (-1) = -1
 
  
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PCエンジンシャトルは「子供向けのPCエンジン」として宇宙船を模したデザインを採用し、価格も[[白エンジン]]より6000円も安い18,800円となった。
  
コントローラーの耐久性が低い。とくに左右のトリガー非常に弱く、[[ハウス・オブ・ザ・デッド]]などでガンコンを使わずにプレイするとすぐに壊れる。
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「子供は大きいほうが喜ぶ」という理由でPCエンジンシャトルの筐体は[[白エンジン]]と[[CDROM2]]を合体させた状態くらい巨大なものになっている。ちなみに中の基板も無駄に大きい。ときはバブル絶頂期、そんな細かい[[コストカット]]はする気なし。
  
ビジュアルメモリの耐久性はさらに低い。高さ30cmから落としただけで壊れる。
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また「拡張端子を省いたことにより低価格化がはかられた」などと表向きは書かれていることが多いが、
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実際は独自形状の拡張端子を搭載しており、PCエンジンシャトル専用のバックアップ装置「[[シャトル専用バックアップユニット (PI-AD9)]] 」も別売された。
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ただ他の拡張機器とは互換性がない。
  
[[品薄商法]]をやりすぎている間に[[プレイステーション2]]が発売し勝機を逃した。
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テレビとの接続方式はRF出力からAVステレオ出力へと変更された。
  
== 関連項目 ==
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ちなみに以下の3機種はほぼ同時期に発売されている。
* [[PowerVR]]
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* 1989年11月 = [[PCエンジンシャトル]]
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* 1989年12月 = [[PCエンジンコアグラフィックス]]
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* 1989年12月 = [[PCエンジンスーパーグラフィックス]]
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[[category: PCエンジン]]

2020年2月4日 (火) 02:31時点における最新版

PCエンジンシャトル (PI-TG5)とは、1989年11月発売にNECホームエレクトロニクスから発売した家庭用ゲーム機である。

Huカードしか遊べないのが特徴である。

PCエンジンシャトルは「子供向けのPCエンジン」として宇宙船を模したデザインを採用し、価格も白エンジンより6000円も安い18,800円となった。

「子供は大きいほうが喜ぶ」という理由でPCエンジンシャトルの筐体は白エンジンCDROM2を合体させた状態くらい巨大なものになっている。ちなみに中の基板も無駄に大きい。ときはバブル絶頂期、そんな細かいコストカットはする気なし。

また「拡張端子を省いたことにより低価格化がはかられた」などと表向きは書かれていることが多いが、 実際は独自形状の拡張端子を搭載しており、PCエンジンシャトル専用のバックアップ装置「シャトル専用バックアップユニット (PI-AD9) 」も別売された。 ただ他の拡張機器とは互換性がない。

テレビとの接続方式はRF出力からAVステレオ出力へと変更された。

ちなみに以下の3機種はほぼ同時期に発売されている。