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3DNow!

961 バイト追加, 2023年2月24日 (金) 06:33
ページの作成:「'''3DNow!'''(すりーでぃーなう)とは、1998年のK6-2に搭載されたAMDが開発したSIMD拡張命令セットです。 大雑把にいえば…」
'''3DNow!'''(すりーでぃーなう)とは、1998年の[[K6-2]]に搭載された[[AMD]]が開発した[[SIMD]]拡張命令セットです。

大雑把にいえば、[[整数演算]]だけの[[MMX]]に、[[浮動小数点演算]]を追加したものが3DNow!です。浮動小数点演算のSIMD、すなわち3次元ベクトル(Vector3)を一発で扱えるため「3D」なのでしょう。

3DNow!の登場から約1年後にインテルはほぼ同等の「[[SSE]]」を発表しました。

MMXや3DNow!の時代の[[C言語]]の[[コンパイラ]]はまだ[[SIMD]]には対応していなかったため、利用するには[[アセンブラ]]([[インラインアセンブラ]])で[[ソースコード]]を記述する必要があり、非常に面倒でした。このため一部の[[ゲーム]]が宣伝目的で利用していたくらいで、あまりクソ真面目に「対応した」という話は聞きませんでした。