「Quantum Bigfoot」の版間の差分

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== 概要 ==
 
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HDDでは珍しい5インチベイに格納する製品。
 
HDDでは珍しい5インチベイに格納する製品。
一般人のパソコンは5インチベイにCD-ROMドライブを1個付けたら後はガラガラなのに目を付けたらしい。
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一般人の[[パソコン]]は[[5インチベイ]]にCD-ROMドライブを1個付けたら後はガラガラなのに目を付けたらしい。
 
速度的には3.5インチよりも劣るが、3.5インチよりも大容量なのが特徴だった。
 
速度的には3.5インチよりも劣るが、3.5インチよりも大容量なのが特徴だった。
  

2017年11月7日 (火) 06:46時点における版

Quantum Bigfootとは、クアンタムが1996年から1990年代後半まで製造販売していた5.25インチのハードディスクドライブのブランド名である。 製造は松下寿(パナソニック四国エレクトロニクス→パナソニックヘルスケア)が行っていた。

概要

HDDでは珍しい5インチベイに格納する製品。 一般人のパソコン5インチベイにCD-ROMドライブを1個付けたら後はガラガラなのに目を付けたらしい。 速度的には3.5インチよりも劣るが、3.5インチよりも大容量なのが特徴だった。

シリーズ

Quantum Bigfoot (無印)

第1世代、同世代で同容量のQuantum Fireball (3.5インチ)よりも遅いという謎の製品。

  • 発売は1996年5月頃
  • 容量は1.2GB(1プラッタ、2ヘッド)と2.5GB(2プラッタ、4ヘッド)
  • 価格は225ドルと370ドル
  • ATA-2 PIOモード4とDMAモード2をサポート
  • 平均転送速度は813 KB/s、平均シークタイムは15 ms。

Quantum Bigfoot CY

第2世代、劇的に速くなった。

  • 発売は1996年12月頃
  • 容量は2.1 GB、4.3 GB、6.4 GB (1プラッタ2.1GBで枚数が違う)
  • 価格は224ドル、310ドル、395ドル
  • ATA-2 PIOモード4とDMAモード2をサポート、3,600回転、128KBのキャッシュを搭載
  • 平均転送速度は6MB/s、平均シークタイムは12ms。

Quantum Bigfoot TX

第3世代、世界初の12GBを達成したHDDとなる。

  • 容量は4GB、6GB、8GB、12GB
  • インターフェイスはATA-66
  • 回転数は4000回転
  • 平均シークタイムは12ms

Quantum Bigfoot TS

第4世代、最後のビッグフット。衝撃保護システムが搭載された。

  • 容量は6.4GB、8.4GB、10.0GB、12.7GB、19.2GB
  • 平均シークタイムは10.5ms

関連項目