Anti Grain Geometry

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Anti Grain Geometry(読み:あんち・ぐれいん・じおめとり、通称:AGG)とは、 オープンソースのもとで開発されているC++で書かれた「ベクトル画像ピクセル群に変換するライブラリ」である。

高品質なアンチエイリアシングサブピクセル解像度を特徴としている。

このライブラリオペレーティングシステムに依存せず、抽象的なメモリ上にレンダリングする。ハードウェアの制約やセキュリティの関係でストレージなどにアクセスができない環境でも利用できる。

X Window Systemが動くLinux*BSDWindowsmacOSAmigaOSBeOSSDLでサクッと利用できるインターフェイスと、サクッと試せるサンプルが付属している。サンプルにはSVGビューアも含まれている。

AGGの設計は特徴的で、C++で記述されているがクラスの階層化は一切利用されていない。いわゆる「階層化の有害性」の排除である。

ライセンス[編集 | ソースを編集]

歴史[編集 | ソースを編集]

2006年にver2.5が公開された。 そのあたりで新規開発は止まった。 2013年に開発者のMaxim Shemanarevが死亡し完全に止まった。 http://agg.sourceforge.net/antigrain.com/

その後、BSDライセンスを採用する古いver2.4をベースとしたフォーク(ver2.6とver2.7)が作られ、現在はそちらがメインとなっている。 https://sourceforge.net/projects/agg/

移植[編集 | ソースを編集]

C#Pascalへの完全移植版がある。 とくにC#版はVeldridを利用しており高性能さに磨きがかかっている。