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B-CASカード

4,893 バイト追加, 2015年4月21日 (火) 03:36
== B-CASカードの種類 ==
B-CASカードには種類があり、また同じ色であっても型番によりわかれている。
型番の頭文字Tが東芝製、頭文字Mが松下(パナソニック)製である。=== 型番 ===B-CASカードの型番は、カード裏面の右下に8桁の英数字で書かれている。型番の頭文字Tが東芝製、頭文字Mがパナソニック(松下のM)製である。{| class="wikitable sortable"|-! 型番|-| T002CA20|-| T002CA23|-| T401CA25|-| T415CA25|-| T418CA29|-| T419CA25|-| T422CA23|-| T432CA28|-| M001CA10|-| M002CA20|-| M002CA23|-| M002CA24|-| M002CA25|} === カードID ===B-CASカードのカードIDは、カード裏面の大きく書かれている20桁(4桁区切り5種)の数字のことである。なお、カードIDの最初の4桁はどのカードも0000で始まるので実質16桁である。0000に続く5~8桁目が製造ロット番号だと言われている。
{| class="wikitable"
! カードID !! 色 !! 概要
|-
| 0000-0001<br>0000-0002<br>0000-2000 ||style="background-color:#D3003D"| 赤 || 地デジ・BSデジタルのコピー制御に未対応 (カード表に星印無し)<ref>[地上・BSデジタル放送の「コピー制御」におけるB-CASカードの取り扱いについて http://av.hitachi.co.jpjtp/link/bscard.html]</ref>
|-
| 0000-2002 ||style="background-color:#D3003D"| 赤 || 三波共用 (カード表に星印無し)
|-
| 0000-2800 ||style="background-color:#F68709"| 橙 || CATV専用カード。地デジ・BSデジタルのコピー制御に未対応 (カード表に星印無し)
|-
| 0000-28** ||style="background-color:#F68709"| 橙 || CATV専用カード
|-
| 0000-30** ||style="background-color:#D3003D"| 赤 || 三波共用
|-
| 0000-31** ||style="background-color:#D3003D"| 赤 || 三波共用
|-
| 0000-32** ||style="background-color:#D3003D"| 赤 || 三波共用
|-
| 0000-35** || 白地に赤 || 三波共用ミニカード
* [[BLACKCAS]]
* [[WHITECAS]]
 
== その他、未分類 ==
 
=== テレビチューナー ===
[[ファイル:ドスパラ、チューナーを大量陳列、お察し下さい.jpg]]
 
== 関連ニュース ==
=== 2012年5月19日 - 朝日新聞: B―CAS書き換え有料テレビ見放題 不正ネットで拡散 ===
デジタル放送対応のテレビに付いている「B―CASカード」に記録されている契約内容を書き換え、お金を支払わずに有料番組を見られるようにする方法が、ネット上で広がっている。総務省はこの方法が実際に使えることを確かめ、対策を検討するようカード発行業者に求めた。
 
この方法を紹介しているサイトによると、書き換えに必要なのは2千円ほどで市販されているカードの読み取り機と、ネットでダウンロードできるファイル。パソコンを使って手順に従えば、WOWOWやスカパーなどの有料放送が見放題にできるという。
 
有料番組の契約者が持つB―CASカードには、契約内容が暗号化されて書き込まれており、誰でも映像を見られるようにすることを防ぐガードは通常、この情報に従って解除される。今回はこの暗号を解読し、未契約でも「契約済み」との内容に書き換えているとみられる。
* http://www.asahi.com/kansai/news/OSK201205190020.html
 
=== 2012年5月19日 - 毎日新聞: <B-CAS>有料テレビを不正視聴 ネットに書き換え方法 ===
テレビの有料番組を受信したり、番組の不正コピー防止に使われている「B-CASカード」のデータを書き換え、放送事業者に金を払わずに有料番組を視聴できる方法が、インターネットで出回っていることが分かった。総務省は「コンテンツ保護の観点から由々しき事態。B-CASシステムの改廃につながりかねない問題」として調査に乗り出した。
 
デジタル放送の視聴を可能にするB-CASカードは、同放送に対応する全てのテレビに付いている。不正B-CASカードは、今回のインターネットによるものとは別に、海賊版カードが数カ月前から出回っていた。
 
ネット上で出回っているのは、パソコンでネットからダウンロードしたソフトを用い、テレビや録画機器などに付いている正規のB-CASカードを書き換える方法。
 
正規カードで有料放送を見ようとすると、最初は一定期間の体験視聴ができるが、その後契約をしないとガードが掛かって見られなくなる。しかし視聴契約を結ぶと、テレビに付けたB-CASカードにその旨が暗号化して書き込まれ、ガードが解除される。今回の方法はカードの書き換えを可能にし、無料期間を延長することなどができる。
 
総務省によると、正規カードは現在約1億5000万枚発行されている。同省は今月中旬、各放送事業者やカード発行会社に断固とした対応を取るよう求めた。同省情報通信作品振興課は「不正カードで視聴することは放送法違反であり、損害賠償の対象になる」と注意を呼びかけている。
 
B-CASカードを発行しているビーエス・コンディショナルアクセスシステムズ(東京)は「カード改造行為自体が損害賠償の対象になる。早急に技術的対応策を行い、不正行為の関係者を可能な限り特定の上、あらゆる法的措置を講じて厳正に対処したい」とコメントした。
* http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20120519-00000012-mai-soci
== 関連項目 ==
* [[修正ユリウス通日]]
** [[2038年問題]]
* [[MC6805]]
* [[ICカードリーダーライター]]
== 参考文献 ==
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