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CD-ROM²システム

411 バイト追加, 2020年2月3日 (月) 09:41
'''CD-ROM²システム'''とは、1988年12月に発売した[[PCエンジン]]の周辺機器である。
== 概要 ==
メーカー希望小売価格57,300円。PCエンジン本体とCD-ROM²システムを合わせて購入すると定価で10万円近くになるという非常に高価な物であった。
PCエンジンを代表する周辺機器であり、PCエンジン中期以降のソフトは、そのほとんどが[[HuCARD]]ではなく[[CD-ROM]]での供給となった。
CD部は単体で[[CDプレーヤー]]としても使用可能であり、発売当時まだCDが普及途上の規格だったため、CDプレーヤーとして利用する人も多かった。 CDプレーヤーが当時施行されていた物品税の課税対象だったためCDプレーヤーと、非課税のPCエンジンと接続する「インターフェースユニット (IFU-30)」が別々に販売されていた。もちろん両方ないとCD-ROM²としては機能しない。約半年後の1989年4月から消費税がかかるようになったため、以後はこの2つを1つの箱におさめたパッケージ販売になった。このため2つが個別に売られているものはウルトラレアアイテムである。としても使用可能であり、発売当時まだCDが普及途上の規格だったためCDプレーヤーとして利用する人も多かった。CDプレーヤーには曲単位ではなく一定区間単位(一定秒数)でリピートできる機能があり、たとえばサビ部分だけを延々とリピートできたりもし、ギターの練習には非常に重宝した。
[[システムカード]]はインターフェイスユニットに付属している。[[SUPER CD-ROM²]]対応ソフトをプレイするためには[[スーパーシステムカード]]が別途必要になったが、システム自体の買い換えを伴わず、比較的少ない出費で済んだため批判は少なかった。コアシステム対応の本体は全て接続可能だが、[[スーパーグラフィックス]]との接続には[[ROM²アダプター (RAU-30)]]が必要。となる。
== 商品構成 == === 初期型 ===
===初期型===* CDR-30(CD-ROMプレイヤー)ROMプレイヤー、32,800円)* IFU-30(インターフェースユニット、システムカード 30(インターフェースユニット、[[システムカード]] ver1.0)0、27,000円)
=== 中期型 ===CDプレーヤーが当時施行されていた物品税の課税対象だったため「CDプレーヤー(32800円)」と非課税のPCエンジンと接続する「インターフェースユニット(27000円)」が別々に販売されていた。もちろん両方ないとCD-ROM²としては機能しない。
* CD-R30(CD-ROMプレイヤー、インターフェースユニット、システムカード ver2.0)約半年後の1989年4月に物品税から消費税に移行したため、以後はこの2つを1つの箱におさめたパッケージ販売になった。このため2つが個別に売られているものはウルトラレアアイテムである。
消費税の導入にともない1つのパッケージになった。===中期型===*CD-R30(CD-ROMプレイヤー、インターフェースユニット、システムカード ver2.0)
地味にシステムカードがパワーアップしておりCD-Gの再生にも対応した。物品税が廃止され、代わりに消費税が導入されたのに伴い「CDプレーヤー」と「インターフェースユニット」が1つのパッケージになった。
=== 後期型 ===地味に[[システムカード]]がパワーアップしており[[CD-G]]の再生にも対応した。
===後期型===* CD-R30A(CD-ROMプレイヤー、インターフェースユニット、システムカード ver2.1)
内部基板のノイズ対策が強化されアースが増えている。コレクションが目的ではなく、実際に動かして楽しむのであればこの型番を買うべきであるとされている。
== その他 ==
CD-ROM²ソフト、SUPER CD-ROM²ソフト、アーケードカード必須CD-ROM²ソフトのトラック1には全てCD-DA(音楽CDの形式。音楽再生用CDプレイヤーで聴くことが出来る。)で