「TensorFlow」の版間の差分

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'''TensorFlow'''(読み:てんそるふろー)とは、[[Google]]が[[オープンソース]]で公開している[[機械学習ライブラリ]]である。
 
'''TensorFlow'''(読み:てんそるふろー)とは、[[Google]]が[[オープンソース]]で公開している[[機械学習ライブラリ]]である。
  
== 概要 ==
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[[ゲーム]]でいう[[ゲームエンジン]]みたいなものであり、[[C言語]]、[[C++]]、[[Python]] にて利用できる。非公式では[[TensorFlowSharp]]などの[[ライブラリ]]も多数存在している。
 
[[ゲーム]]でいう[[ゲームエンジン]]みたいなものであり、[[C言語]]、[[C++]]、[[Python]] にて利用できる。非公式では[[TensorFlowSharp]]などの[[ライブラリ]]も多数存在している。
  
[[C言語]]などから利用する場合は[[ゲーム]]でいう[[HLSL]]で[[シェーダー]]を書くような感じ(独自言語)になるので非常に面倒である。
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[[C言語]]などから利用する場合は[[ゲーム]]開発における「[[HLSL]]や[[GLSL]]で[[シェーダー]]を書くような感じ(独自言語)」になるので非常に面倒である。
  
 
一方、[[Python]]から利用した場合はPythonの[[ソースコード]]中にシームレスに[[アルゴリズム]]を記述できる。このため「TensorFlow≒Python」という状況になり、このTensorFlowの記述方法を真似た[[機械学習ライブラリ]]が続出したため「人工知能≒Python」という状況になった。
 
一方、[[Python]]から利用した場合はPythonの[[ソースコード]]中にシームレスに[[アルゴリズム]]を記述できる。このため「TensorFlow≒Python」という状況になり、このTensorFlowの記述方法を真似た[[機械学習ライブラリ]]が続出したため「人工知能≒Python」という状況になった。
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なお、[[人工知能]]の[[アルゴリズム]]自体は自前で実装する必要がある。ただし公式サイト上のサンプルが非常に充実しているため、自前で人工知能の[[アルゴリズム]]を実装できなくても、[[機械学習]]用の[[データ]]さえ用意できれば難しいことを考えずに動かすこともできる。
 
なお、[[人工知能]]の[[アルゴリズム]]自体は自前で実装する必要がある。ただし公式サイト上のサンプルが非常に充実しているため、自前で人工知能の[[アルゴリズム]]を実装できなくても、[[機械学習]]用の[[データ]]さえ用意できれば難しいことを考えずに動かすこともできる。
  
== 関連項目 ==
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==関連項目==
 
* [[機械学習]]
 
* [[機械学習]]
 
* [[人工知能]]
 
* [[人工知能]]
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* [[TFRecord]]
  
== 参考文献 ==
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* [[TensorFlow]]
{{reflist}}
+
* [[TensorFlowSharp]]
 +
* [[TensorFlow XLA]]
 +
* [[DQN (Deep Q Network)]]
  
{{stub}}
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[[category: 人工知能]]
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[[category: 機械学習]]

2019年5月17日 (金) 04:40時点における最新版

TensorFlow(読み:てんそるふろー)とは、Googleオープンソースで公開している機械学習ライブラリである。

概要[編集 | ソースを編集]

ゲームでいうゲームエンジンみたいなものであり、C言語C++Python にて利用できる。非公式ではTensorFlowSharpなどのライブラリも多数存在している。

C言語などから利用する場合はゲーム開発における「HLSLGLSLシェーダーを書くような感じ(独自言語)」になるので非常に面倒である。

一方、Pythonから利用した場合はPythonのソースコード中にシームレスにアルゴリズムを記述できる。このため「TensorFlow≒Python」という状況になり、このTensorFlowの記述方法を真似た機械学習ライブラリが続出したため「人工知能≒Python」という状況になった。

なお、人工知能アルゴリズム自体は自前で実装する必要がある。ただし公式サイト上のサンプルが非常に充実しているため、自前で人工知能のアルゴリズムを実装できなくても、機械学習用のデータさえ用意できれば難しいことを考えずに動かすこともできる。

関連項目[編集 | ソースを編集]