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目次

手順編集

まえがき編集

この記事はQNAP Virtualization StationQEMU)を使い、VirtIO(準仮想化)でディスクを作成したため、「/dev/vd*」というデバイス名となっている。 仮想マシンではなくPC実機の場合は「/dev/sd*」などが一般的であると思われる。

ディスクの存在を確認する編集

ディスクの存在を確認する。ちゃんと接続されていれば出現するはず。 $ parted -l (中略) エラー: /dev/vdb: ディスクラベルが認識できません。 モデル: Virtio Block Device (virtblk) ディスク /dev/vdb: 53.7GB セクタサイズ (論理/物理): 512B/512B パーティションテーブル: unknown ディスクフラグ:

パーティションを作る編集

ディスクを初期化する。 partedコマンドを叩く。

$ parted /dev/vdb
GNU Parted 3.1
/dev/vdb を使用
GNU Parted へようこそ! コマンド一覧を見るには 'help' と入力してください。

パーティションテーブルを「GPT」に設定する。 2TB未満でもGPTにしとけ。

(parted) mklabel gpt

パーティションを作る。 以下はファイルシステムにxfsを使い、ディスクの0%から100%までを割り当てる設定。

(parted) mkpart                                                           
パーティションの名前?  []?                                                
ファイルシステムの種類?  [ext2]? xfs                                      
開始? 0%                                                                  
終了? 100%                                                                

おわり。

(parted) quit

パーティションを確認する編集

vdb1が増えていれば正常。

$ cat /proc/partitions
major minor  #blocks  name

  11        0     696320 sr0
 252        0    8388608 vda
 252        1    1048576 vda1
 252        2    7339008 vda2
 252       16   52428800 vdb
 252       17   52426752 vdb1

フォーマットする編集

フォーマットが終わるまで待つ。

$ mkfs.xfs /dev/vdb1

マウントする編集

マウントポイントを作る。

$ mkdir /mnt/disk1

手動でマウントしてみる。

$ mount /dev/vdb1 /mnt/disk1

自動でマウントするよう設定する。

$ echo '/dev/vdb1 /mnt/disk1 xfs defaults 0 0' >> /etc/fstab

関連項目編集

参考文献編集