SSHD (Solid State Hybrid Drive)

提供: MonoBook
2014年9月3日 (水) 07:26時点におけるimported>Sciencer831による版 (ページの作成:「 SSHD (語源:Solid State Hybrid Drive) とは、 HDDの2次キャッシュにSSDを搭載した製品のことである。 ==概要== SSHDはWindowsHHDや[...」)
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動
SSHD (語源:Solid State Hybrid Drive) とは、 HDDの2次キャッシュにSSDを搭載した製品のことである。

概要

SSHDはWindowsHHDMac OS XFusion DriveなどのOSレベルで実装されていた機能を、HDDに搭載されるファームウェアレベルで実装し、OS依存をなくした製品群の総称である。

SSDは読み書き共に高速だがHDDに比べギガバイト単価が非常に高い。また、読込方向の耐久性は高いが、書込方向の耐久性は低いとされている。一方、HDDは読み書き共に遅く、読み書き共に耐久性は微妙である。そこで登場したのがSSHDであり、頻繁に読み込まれるデータSSDキャッシュすることでSSDの高速性と読込方向の高耐久性、HDDの大容量を得られると言われている。

キャッシュブロック単位であるためOSファイルシステムハードウェアにも依存しない。

SSHDのコンセプトは素晴らしいが、2014年時点で発売している製品群はSSD部分の容量と性能が微妙なものばかりであり、一般的な評価も微妙である。これSSDHDDを製造しているメーカーのほとんどはそれぞれ独立した別企業ばかりであり、知識の共有など皆無な状態であるためだと思われる。