Emacs

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Emacs(読み:いーまっくす)とは、LISP統合開発環境である。

概要[編集 | ソースを編集]

emacsはLISP統合開発環境である。設定ファイルなどもLISPで記述する。

emacsは非常に重たいソフトウェアであり、20世紀のショボいパソコン*BSDLinuxを入れた状態では起動に1分近くかかったりした。 そのためLISP使いのプログラマーメインフレームワークステーションを利用するお金持ち(ほぼ自腹では買っていない)ばかりであった。 そのような人々でも一度Emacsを起動したら絶対に終了しないのが通例であった。

近年のパソコンのアホみたいな高性能化によりEmacsですら一瞬で起動できるようになったため、最近では普通のテキストエディタとして利用している者も増えているかもしれない。

論争[編集 | ソースを編集]

テキストエディタとしてはvi信者とemacs信者で論争になることも多い。稀に秀丸信者が乱入してくることもある。

テトリス[編集 | ソースを編集]

LISPのサンプルプログラムとして標準でテトリスが付属しているのが最大の特徴である。なんとゲームボーイを買わなくてもテトリスで遊び放題である。

起動[編集 | ソースを編集]

起動はEmacsを起動したのにち「M-x tetris」と打ち込む。「M-x」はメタキーPC/ATAltキーMacOptionキー)である。メタキーが付いてないキーボードではEscキーを押した後にアルファベットXキーを押そう。

また、シェルからいきなり起動することも出来る。

% emacs -f tetris

以下のようにaliasを利用すれば何時でも簡単にテトリスで遊び放題である。

% alias tetris='emacs -f tetris'

操作[編集 | ソースを編集]

  • 右移動:←キー
  • 左移動:→キー
  • 回転:↑キー、↓キー
  • 落とす:スペースキー

ゲームオーバーになった際にはハイスコア一覧のバッファーが表示されるのでバッファーを削除または移動し、ゲームのバッファーに表示を切り替えたのにち、「nキー」を押してゲームを再開しよう。

ちなみにソースコードを見ると以下のようになっている。

(defvar tetris-mode-map
  (make-sparse-keymap 'tetris-mode-map))

(define-key tetris-mode-map "n"     'tetris-start-game)
(define-key tetris-mode-map "q"     'tetris-end-game)
(define-key tetris-mode-map "p"     'tetris-pause-game)
(define-key tetris-mode-map " "     'tetris-move-bottom)
(define-key tetris-mode-map [left]  'tetris-move-left)
(define-key tetris-mode-map [right] 'tetris-move-right)
(define-key tetris-mode-map [up]    'tetris-rotate-prev)
(define-key tetris-mode-map [down]  'tetris-rotate-next)

その他[編集 | ソースを編集]

設定ファイル[編集 | ソースを編集]

emacsでは設定ファイル(.emacsファイル)もLISPで記載するようになっており、キーバインドなどもカスタマイズするのが当たり前であるため、自前の.emacsファイルがないと操作不能に陥ることも多い。

Mac OS X[編集 | ソースを編集]

Mac OS Xにはemacsが標準搭載されているが、Mac OS Xスポットライトとキーバインドが被るため発狂しそうになる。Macを買ったらまずスポットライトの無効化である。ドヤリングするのはそれからである。

禁止事項[編集 | ソースを編集]

ダメ。ゼッタイ。

% alias emacs='vi'

主なEmacsアプリケーション[編集 | ソースを編集]

Emacs上で動作する有名なアプリケーションを列挙する。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]