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ExpressCardとは、コンピュータ周辺機器を接続するためのインターフェースである。

ノートパソコンの拡張スロットとして広く利用されたPCカードPCMCIA)の後続として颯爽と登場した。当初は「高速」「省電力」「低コスト」などと宣伝されていた。

ただExpressCardはカード形状がExpressCard/34(幅34mm)とExpressCard/54(幅54mm)と2種類もあって当初からグダグダな感じで始まった。

PCカードが3.3Vまたは5.0Vでの駆動だったのに対して、ExpressCardは1.5Vまたは3.3Vと低電圧での駆動と省電力なのは事実であった。

ExpressCardはPCI Express 1.0 x1 (2.5Gbps)またはUSB 2.0 (480Mbps)のどちらかとして利用できる。この当時としては非常に高速であった。ただ速度を求めるような製品はほとんど登場しなかった。

そうこうしているうちにUSB 3.0 (5.0Gbps)が登場して完全に終わった。

2010年にPCMCIAは解散しUSB-IFが管理を引き継いだ。