fsharpiコマンド

fsharpiコマンドとは、Xamarin Studio経由でF#をインストールすると付属するインタプリターを起動するUNIX向けのコマンドである。

概要[編集 | ソースを編集]

fsharpiコマンドの実態はシェルスクリプトであり、F#プロジェクトが公式配布しているインタプリター「fsi.exe」をmono経由で起動しているだけである。

monoのラインタイムに渡す各種コマンドラインオプションも簡単に指定できるのでかなり便利な存在である。

--debug
monoのデバッグ機能を有効にする。最適化を無効にしたりする一般的なデバッグモードである。
--gdb
mono自体にgdbを噛ます。monoのランタイムがクラッシュする原因を探るのに使用するデバッガーであり、一般人には無縁だと思われる。
--valgrind
mono自体にvalgrindを噛ます。monoのランタイムがクラッシュする原因を探るのに使用するデバッガーおよびプロファイラーであり、一般人には無縁だと思われる。
--gc=[sgen|boehm]
monoのラインタイムが使用するガベージコレクションを選択する。省略した場合のデフォルト値は「sgen」である。古いboehmをどうしても使いたい人は明示する。

その他のコマンドラインオプションはfsi.exeに渡される。

それ以外の詳細は「fsi.exe」を参照。

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