iSCSI

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iSCSI(読み:あいすかじー)とは、SCSI機材の代用品として、イーサネット機材を使用する技術のことである。

概要[編集 | ソースを編集]

iSCSIとは、SCSIプロトコルを、TCP/IPカプセル化して、SCSIカードSCSIケーブルの代わりに、LANカードLANケーブルで代用させようという技術である。

iSCSIについて価格的なメリットを強調されることが多いが、家庭零細企業で使われる1Gbps10Gbps有線LANはたしかに安いが、中規模以上で使われているイーサネット機器も40Gbpsや100Gbps、またはそれ以上のハイエンド機種になれば価格も青天井である。

iSCSIの最大のメリットは、イーサネットの機器は業務用から家庭用まで幅広く用いられており、GoogleYahooのようなインターネット上の大規模なサービスや、インターネットサービスプロバイダーISP)、インターネットエクスチェンジIX)なども同様の機材を使用しているという点である。

イーサネットを使う利点は機材はなんといっても機種実績が豊富である。iSCSI以外の用途での導入実績が桁違いに多いため、不具合の発見も早く、また修正も早い。競争が激しい業界であるため、不具合を放置すれば一夜にして他の業者市場を奪われる。

イーサネットは言葉を悪くいえばマニュアルすら読まないクレーマーまがいの顧客と向き合ってきた野良技術であるが、そのおかげで類い稀なる耐久性安定性障害耐性を実現している。

コンセプト[編集 | ソースを編集]

イニシエーター[編集 | ソースを編集]

ターゲット[編集 | ソースを編集]


関連技術[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]