Interface Builder
概要
Interface Builderは大雑把にいうとVisual BasicやDelphiのポトペタ部分だけを抜き出し、画面の絵を描くことだけに特化したようなものである。本当に絵を描くだけであり、特定のプログラミング言語に依存しないため、Delphiのように貼付けた部品に細かくイベントまで割り振るということはできない。
例えるならWindows 95時代にVC++界隈で流行したダイアログをGUIで作れるResEditなどのリソースエディタのようなものである。古くからWindows向けの開発をしていたプログラマーはタイムスリップしたかのような感覚に陥ることであろう。
ただ、Interface BuilderはMonoMacなど僅かな例を除けば実質的にObjective-C以外では利用されていないに等しい状態であった。そのためXcode 4.0でXcodeの一機能として統合され、単品ソフトとしてのInterface Builderは消滅した。