JSON

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JSON(じぇいそん、JavaScript Object Notation)とは、JavaScriptにおけるオブジェクトの表記法をベースとした全てテキストで書く軽量なデータ交換フォーマットのことである。

概要[編集 | ソースを編集]

ジェイソンといっても13日の金曜日シリーズのジェイソン・ボーヒーズとは一切関係ない。なおジェイソン・ボーヒーズはチェーンソーを一度も使ったことが無いらしい。

テキストベースのデータ交換フォーマットと言えばXMLが有名だが、JSONは大雑把なデータ型をあらかじめ定義することで、XML並みの汎用性はないが、簡潔明瞭(データサイズが小さい=通信量を減らせる)に書けるようになっている。

また、JavaScriptであれば標準で用意されているeval関数一発でオブジェクトに変換できて手軽だね、ということでAjaxでのデータ交換フォーマットとして広く利用されるようになった。

なお、JSONは名称にJavaScriptとあるが、ただのテキストなのでJavaScript以外のプログラミング言語でも比較的簡単に扱える。 現状の多くのシステムではサーバーサイドPHPASP.NET MVCなどを利用して実装されることが多いが、すでに主要なプログラミング言語にはJSONの生成と読み込みを行うライブラリが多数存在する。とくに動的言語では、PHPのJSON関数群や、C#DynamicJSONなどを使うことにより、事前にマッピングクラスを用意するなどの煩雑な準備も必要なく、JavaScriptと同様の手軽さで扱える。Node.jsIronJSなどのサーバーサイドJavaScriptも流行りつつあるので、そちらを使うのも手ではある。

主なJSON関連ライブラリ[編集 | ソースを編集]

.NET Framework[編集 | ソースを編集]

PHP[編集 | ソースを編集]

PHP コアに含まれるため追加のインストール無しで使用できる。 なお、2008年8月15日でサポートが終わった古いPHP4系には存在しないAPIであり、そのような環境ではPEARのJSON.phpが使われていた。歴史的事象として記載しておく。

関連項目[編集 | ソースを編集]

外部リンク[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]