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K6-2とは、AMDが1998年に発売したx86アーキテクチャCPUです。

時は自作PCの絶頂期、K6-2はWinChipなどとともに当時の絶対王者であったインテルPentium IICeleron Aと熾烈な争いを繰り広げた。

インテルがSlot 1に移行する中、K6-2は従来のSocket 7向けとして登場した。

K6-2は同世代のx86系のCPUと単純比較すると、浮動小数点演算の性能が高いのが特徴でした。また、K6-2は「3DNow!」と呼ばれる拡張命令セットをサポートしており、大雑把にいえばこちらも「浮動小数点演算を追加したMMX」といった代物でした。

ただ当時のC言語コンパイラMMX3DNow!には対応しておらず、開発にはアセンブラインラインアセンブラ)が必須だったこともあり、そこまで無理してMMXや3DNow!に対応するソフトウェアはほとんど登場しなかった。一部のゲームが宣伝用に対応したくらいであった。

2001年にK6-2の後継としてK6-IIIが発表されました。