KiCad

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

KiCadとは、ドロー系お絵かきソフトの1つで、特に回路図基板の絵を描くのに適している。

入手[編集 | ソースを編集]

KiCadはGPL v2のフリーソフトである。

使い方[編集 | ソースを編集]

回路図を描く[編集 | ソースを編集]

  1. KiCadを起動する。
  2. Eeschemaを起動する。
  3. 使いたいコンポーネント(部品)が無ければ、描いてライブラリに登録する。
  4. コンポーネントや電源ポートをいい感じに配置する。
  5. 配置したコンポーネントの端子をいい感じにワイヤでつなぐ。
  6. コンポーネントの値やリファレンスなどをいい感じに設定する。

基板の絵を描く[編集 | ソースを編集]

  1. Eeschemaでネットリストを出力する。
  2. 利用したいフットプリントが無ければ、Pcbnewを起動し、フットプリントを作成してライブラリに登録する。
  3. CvPcbを起動し、コンポーネント(回路図上の部品)とフットプリント(基板上の部品)を対応付ける。
  4. Pcbnewを起動する。
  5. 出力しておいたネットリストを読み込む。部品が画面に投入される。
  6. いい感じに部品を配置する。
  7. ツールバーの「トラック モード:自動配線」をONにし、画面を右クリックして「自動配線→全てのモジュールを自動配線」で勝手に配線を行ってくれる。配線を最初から考えず調整するだけでよくなるので、手間が減る。
  8. 3D表示もできる。楽しい。

その他の図形を描く[編集 | ソースを編集]

  1. 最初からPcbnewを起動する。回路図やネットリストは必要ない。
  2. 右上のコンボボックスで"Edge.Cuts"を選択する。これは本来は基板の外形を描く場所であるが、様々な図形を描ける。
  3. 線分円弧、半角英数字・記号のテキストを組み合わせて描きたい図形を描く。
  4. 描いた図形を印刷したい場合は、あらかじめページ設定で適切なの大きさを指定しておく。デフォルトではA3になっているので注意。

外部リンク[編集 | ソースを編集]

関連項目[編集 | ソースを編集]

お絵かきソフト[編集 | ソースを編集]

回路設計ソフト[編集 | ソースを編集]