hello, world

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hello, world(はろーわーるど)とは、非常に簡単なプログラムで扱われる文字列であり、ひいてはそのプログラム全体を指す。 主に開発環境や実行環境が正常にインストールされたことを確認するために作られるプログラムである。 様々な入門書にも登場するが特に役に立つものではない。

hello worldを表示するプログラムは、ジョジョ言語など一部を除き、通常は簡潔に書き上げれるので、hello worldまでの道のりが簡単だという事と、そのプログラミング言語が簡単だ、ということはイコールではないので注意する必要がある。

hello worldと同様の物としては、コンピューターグラフィックス界における「Utah Teapot」が有名である。

歴史

hello worldは1973年のブライアン・カーニハンによるB言語についての著書「A Tutorial Introduction to the Language B」が初出とされ、1978年のブライアン・カーニハンとデニス・リッチーによるC言語についての著書「The C Programming Language」で広く知れ渡ったといわれている。

記述方法

もっとも正当なhello, worldの記述方法は以下のように定義されている。

  • すべて小文字
  • helloの後にカンマとスペース
  • 末尾に感嘆符をつけない
hello, world

実装例

Visual Basic .NET

Imports System
Class HelloClass
    Shared Sub Main()
        Console.WriteLine ("hello, world")
    End Sub
End Class

F#

printf "hello, world";;

Ruby

puts "hello, world"

PHP

<?php
echo "hello, world";

PHPにおいて、HTMLの埋め込みを含まないソースコードの場合には、PHPタグ(<?php~?>)を閉じない(<?php~)のが正しい書き方だとされている。これはPHP閉じタグ以降に改行コードがあると、HTMLの埋め込みと誤認識し文字コードを送信(出力)してしまうためである。

C#

using System;
class HelloWorldApp {
    public static void Main() {
        Console.WriteLine("hello, world");
    }
}

関連項目

参考文献

外部リンク