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Linux4Tegra

58 バイト追加, 2020年7月7日 (火) 01:23
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大雑把にいえば[[Ubuntu]]に[[NVIDIA]]製品の[[ドライバ]]を最初からぶち込んだものである。
Jetsonシリーズには[[プリインストール]]されている。
[[ソースコード]]は[[Ubuntu]]の差分で配布されているため、自前でビルドする場合はまずベースとなる[[Ubuntu]]の[[ソースコード]]を拾ってきてLinux4Tegraの[ソースコード]を上書きするという手法になる。ベースとなっているUbuntuはLinux4Tegraのバージョンごとに違うのでよく確認すること。
 
一部の[[OpenGL]]を使うような[[マルチメディア]]系の人気[[アプリ]]は[[CUDA]]対応だのゴリゴリ最適化だのされて[[Ubuntu]]公式とは別のパッケージとして配布されている。
たとえば[[Google Chrome]]の[[オープンソース]]版である[[Chromium]]の[[WebGL]]部分を[[Tegra]]にゴリゴリ最適化したものなどがある。
[[YouTube]]で[[フルHD]]や[[4K]]の動画を表示した際にも[[加速装置]]が働くようである。
公式サイトでは[[Tegra2]]以降の[[SoC]]を搭載した製品で利用できるとしているが、製品ラインナップを考えるとほぼ[[Jetson TK1]]および[[Jetson TX1]]の専用[[OS]]と考えた方がよい。
[[NVIDIA SHIELD]]でも使えるらしい。
 
== ビルド ==
[[ソースコード]]は[[Ubuntu]]の差分で配布されているため、自前でビルドする場合はまずベースとなる[[Ubuntu]]の[[ソースコード]]を拾ってきてLinux4Tegraの[[ソースコード]]を上書きするという手法になる。ベースとなっているUbuntuはLinux4Tegraのバージョンごとに違うのでよく確認すること。
 
== パッケージ ==
一部のパッケージはUbuntu版とは異なる。とくに[[OpenGL]]を使用するアプリは軒並み[[Cg]]および[[CUDA]]で書き換えられたカスタムバージョンとなっている。
 
たとえば[[Google Chrome]]の[[オープンソース]]版である[[Chromium]]などが該当する。Linux4Tegraバージョンは[[WebGL]]部分を[[Tegra]]にゴリゴリ最適化し、[[YouTube]]で[[フルHD]]や[[4K]]の動画を表示した際にも[[加速装置]]が働くようになっている。
== 関連項目 ==