Linux4Tegra

提供: MonoBook
2020年7月7日 (火) 01:23時点におけるAdministrator (トーク | 投稿記録)による版
(差分) ← 古い版 | 最新版 (差分) | 新しい版 → (差分)
ナビゲーションに移動 検索に移動

Linux4Tegra(別名:Linux for Tegra、通称:L4T)とは、NVIDIAが開発および配布しているLinuxディストリビューションである[1]

概要[編集 | ソースを編集]

大雑把にいえばUbuntuNVIDIA製品のドライバを最初からぶち込んだものである。 Jetsonシリーズにはプリインストールされている。

公式サイトではTegra2以降のSoCを搭載した製品で利用できるとしているが、製品ラインナップを考えるとほぼJetson TK1およびJetson TX1の専用OSと考えた方がよい。 NVIDIA SHIELDでも使えるらしい。

ビルド[編集 | ソースを編集]

ソースコードUbuntuの差分で配布されているため、自前でビルドする場合はまずベースとなるUbuntuソースコードを拾ってきてLinux4Tegraのソースコードを上書きするという手法になる。ベースとなっているUbuntuはLinux4Tegraのバージョンごとに違うのでよく確認すること。

パッケージ[編集 | ソースを編集]

一部のパッケージはUbuntu版とは異なる。とくにOpenGLを使用するアプリは軒並みCgおよびCUDAで書き換えられたカスタムバージョンとなっている。

たとえばGoogle Chromeオープンソース版であるChromiumなどが該当する。Linux4TegraバージョンはWebGL部分をTegraにゴリゴリ最適化し、YouTubeフルHD4Kの動画を表示した際にも加速装置が働くようになっている。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]