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MediaGX(めでぃあじーえっくす)とは、1997年にサイリックスから発売したx86互換のSoCである。

x86互換のCPUGPU、オーディオコントローラー、メモリーコントローラーなどをワンチップに統合。「コストの安さ」を掲げて登場した。

日本でもカシオペアFIVA自作PC向けのMediaGX搭載マザーボードなどが売られていたが、パソコンとしては使うには性能がイマイチすぎたので微妙な結果に終わった。

一方で「部品点数の少なさ=故障しにくい」という理由からキオスク端末などの世界では圧倒的な人気を誇った。同様の理由でシスコルーターなどにも採用されていた。

2003年にAMDが買収し「Geode」に改名させられた。この買収はAMDがキオスク端末組込に参入したかったためだとされている。