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'''RDX'''(読み:あーるでぃーえっくす、語源:Removable Disk Exchange System)とは、米国コロラド州ボルダーにあるProStor Systems Inc.(現:タンベルグデータ)が開発した[[リムーバブルディスク]]である。
 
'''RDX'''(読み:あーるでぃーえっくす、語源:Removable Disk Exchange System)とは、米国コロラド州ボルダーにあるProStor Systems Inc.(現:タンベルグデータ)が開発した[[リムーバブルディスク]]である。
  
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中身は汎用的な[[2.5インチ]]の[[HDD]]または[[SSD]]である。家庭用の[[iVDR]]に非常によく似たコンセプトであり、[[サーバー]]の[[バックアップ]]用途にもってきたもののようだ。
 
中身は汎用的な[[2.5インチ]]の[[HDD]]または[[SSD]]である。家庭用の[[iVDR]]に非常によく似たコンセプトであり、[[サーバー]]の[[バックアップ]]用途にもってきたもののようだ。
  
[[DDS]]や[[DAT]]などの代替を目的としているとされ中小規模の案件に最適だとされている。
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[[DDS]]や[[DAT]]などの代替を目的としているとされ、中小規模の案件に最適だとされている。
  
 
[[USB]]接続で1ドライブ仕様のものと、[[iSCSI]]接続で複数ドライブを備えた[[ラックマント]]の製品がある。
 
[[USB]]接続で1ドライブ仕様のものと、[[iSCSI]]接続で複数ドライブを備えた[[ラックマント]]の製品がある。
  
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== コスパ ==
 
ドライブは[[LTO]]よりRDXの方が圧倒的に安い。[[LTO]]だと1ドライブ製品でも50万円くらいしているが、RDXの1ドライブ製品は3万円くらいで売られている。
 
ドライブは[[LTO]]よりRDXの方が圧倒的に安い。[[LTO]]だと1ドライブ製品でも50万円くらいしているが、RDXの1ドライブ製品は3万円くらいで売られている。
  
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総合的にみるとバックアップ対象が32テラバイトくらいまでならLTOよりRDXの方がコスパに優れていると思われる(2019年4月時点)。
 
総合的にみるとバックアップ対象が32テラバイトくらいまでならLTOよりRDXの方がコスパに優れていると思われる(2019年4月時点)。
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[[category: バックアップ]]

2019年11月13日 (水) 08:08時点における版

RDX(読み:あーるでぃーえっくす、語源:Removable Disk Exchange System)とは、米国コロラド州ボルダーにあるProStor Systems Inc.(現:タンベルグデータ)が開発したリムーバブルディスクである。

概要

中身は汎用的な2.5インチHDDまたはSSDである。家庭用のiVDRに非常によく似たコンセプトであり、サーバーバックアップ用途にもってきたもののようだ。

DDSDATなどの代替を目的としているとされ、中小規模の案件に最適だとされている。

USB接続で1ドライブ仕様のものと、iSCSI接続で複数ドライブを備えたラックマントの製品がある。

コスパ

ドライブはLTOよりRDXの方が圧倒的に安い。LTOだと1ドライブ製品でも50万円くらいしているが、RDXの1ドライブ製品は3万円くらいで売られている。

一方、カートリッジのギガバイト単価はRDXよりLTOの方が安い。LTOは1TB1万円という感じだが、RDXは1TB3万円くらいとなっている。ここは磁気テープとハードディスクの差だな。

総合的にみるとバックアップ対象が32テラバイトくらいまでならLTOよりRDXの方がコスパに優れていると思われる(2019年4月時点)。