RSSI (Received Signal Strength Indicator)

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動

RSSI (語源:Received Signal Strength Indicator)とは、受信した電波の強度を示す指標である。

概要

RSSIはいわゆる無線LAN携帯電話などの電波の強さのことである。 無線LANアクセスポイントなどが送信する電波の強さではなく、PCスマホなどの端末が受信した電波の強さである。

電波強度は、無線LANアクセスポイントなどカタログスペックに記載される出力にはワット(W)を用いられることが多い。 一方で入力では、強い状態だと0.0001mW、弱い状態だと0.00000001mWなどとなり、ワット表記ではゼロが多すぎて絶望的なほどわかりにくい数字になる。 このため一般的には1mWのときを0dBmとした相対値(大雑把に言えば小数点以下のゼロの数)が用いられる。

電力(dBm) = 10 log 電力(mW)

この計算式の結果は基本的にマイナスの値となり、0に近いほど電波が強いことになる。

RSSI 電波の強さ
-39dBm以上 かなり強い
-49〜-40dBm 強い
-59〜-50dBm 普通
-79〜-60dBm 弱い
-80dBm以下 接続しにくい

このRSSIの数値表記でも一般人にはわかりにくいのでアイコンとして表示したのがアンテナマークである。 日本では受信強度が最強のことをを「バリ3」などという。 なお最近はアンテナ4本や5本の機種なども多い。

関連項目

参考文献