SDL

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SDL (語源:Simple DirectMedia Layer)とは、クロスプラットフォームのマルチメディアライブラリである。

利点[編集 | ソースを編集]

OSの垣根を超えて、グラフィックスの描画、音声の再生、キーボードやゲームパッドの入力処理などを比較的簡単に実装できる。

SDLは「OSの垣根を越えたウインドウの生成」をもサポートしている高レベルAPI群である。 たったこれだけでウインドウが表示できる。

window = SDL_CreateWindow()

フルスクリーンが前提のゲームの開発に向いており、オープンソースゲームエンジンなどでもよく利用されている。

欠点[編集 | ソースを編集]

前述のようにSDLは「OSの垣根を越えたウインドウの生成」からサポートしている高レベルAPI群である。これは手軽さを得られる一方で高レベルAPIすぎるゆえに用途によっては欠点にもなっている。 WindowsmacOSなどで「ウインドウの一部分の描画にだけ使いたい」「OS固有のGUI部品と併用したい」「ウインドウなしでGPGPU用途で使いたい」といった場合には対応が難しいのだ。

ウインドウ表示が基本となる3DCADなんかの実装では使いにくい。 そのような用途では「Veldrid」がいいぞ。