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もともとは「自動車のカーナビ向けSoC」として販売されていたものである。このため「地図をサクサク表示する[[GPU]]」と「位置を計測する[[GPS]]」の2つのパーツがSoCの中心であった。
 
もともとは「自動車のカーナビ向けSoC」として販売されていたものである。このため「地図をサクサク表示する[[GPU]]」と「位置を計測する[[GPS]]」の2つのパーツがSoCの中心であった。
  
2010年に登場した[[Tegra 2]]はiPhoneやAndroidなどのスマートフォンが大流行し始めたのに便乗して「これらでも使えます」と宣伝された。ただもともとカーナビ用なので「モデムがない」「[[2DIN]]より小さいサイズの[[スマホ]]で使うには発熱が大きすぎる」などという問題を抱えておりあまり流行らなかった。
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2010年に登場した[[Tegra 2]]は[[iPhone]]や[[Android]]などの[[スマートフォン]]が大流行し始めたのに便乗して「スマホでも使えます」と宣伝された。ただもともとカーナビ用なので「モデムがない」「[[2DIN]]より小さいサイズの[[スマホ]]で使うには発熱が大きすぎる」などという問題を抱えておりあまり流行らなかった。
  
 
その後、[[人工知能]]と[[自動運転]]の流行で物体検知用としてもともとの「自動車向け」に戻ってきた。
 
その後、[[人工知能]]と[[自動運転]]の流行で物体検知用としてもともとの「自動車向け」に戻ってきた。

2020年7月7日 (火) 02:17時点における版

Tegra(読み:てぐら)とは、NVIDIAが開発しているARMGeForceを軸としたSoCである。

もともとは「自動車のカーナビ向けSoC」として販売されていたものである。このため「地図をサクサク表示するGPU」と「位置を計測するGPS」の2つのパーツがSoCの中心であった。

2010年に登場したTegra 2iPhoneAndroidなどのスマートフォンが大流行し始めたのに便乗して「スマホでも使えます」と宣伝された。ただもともとカーナビ用なので「モデムがない」「2DINより小さいサイズのスマホで使うには発熱が大きすぎる」などという問題を抱えておりあまり流行らなかった。

その後、人工知能自動運転の流行で物体検知用としてもともとの「自動車向け」に戻ってきた。