差分
== 概要 ==
[[ファイル:Turbo Pascal 1.0 on Windows 7.jpg|thumb|480px]]Turbo Pascal 1.0は[[CP/M]]版と[[PC-DOS]]版の2種類の[[OS]]に対応し、動作に必要な[[メインメモリーメインメモリ]]の量はわずか64KBであった。
なお、このバージョンの時点では後のTurbo製品群の象徴ともいわれる青い背景の[[統合開発環境]]は搭載されておらず、テキストベースのメニュー画面となっている。
現在、Turbo Pascal 1.0は[[エンバカデロ・テクノロジーズ]]社([[ボーランド]]社から開発部門が分社化された企業)の公式サイトにて、その伝説を記した資料とともに無料配布されている。恐ろしいことに[[Windows 7]]でも普通に動く。 == 動作環境 ==* [[アンダース・ヘルスバーグIntel 8086]]はTurbo または [[Zilog Z80]] [[マイクロプロセッサー]]を搭載した[[コンピューター]]* 64KBの[[メモリー]]* [[5.25インチ・フロッピーディスク]]向けの[[PC-DOS]]または[[CP/M]]* [[8インチ・フロッピーディスク]]向けの[[CP/M]] == 内容物 ==Turbo Pascal 1.0から始まる0は1枚の[[フロッピーディスク]]([[FD]])で出荷販売されていた。[[PC-DOS]]版は[[5.25インチFD]]、[[CP/M]]版は[[5.25インチFD]]と[[Turbo Pascal8インチFD]]の2種類のバージョンが存在したという。 ファイル数は全部で10個、ディスク使用量は計131,297バイト。そのうちコアとなる[[コンパイラ]]および[[ランタイム]]シリーズの全バージョンと、([[Delphirun-in-memory system]]のバージョン3までの開発を指揮した。という名称)が33,280バイトとなっている。 * TURBO.COM - コンパイラーおよびエディター* TURBOMSG.OVR - エラーメッセージファイル* TINST.COM - 開発環境のインストールプログラム(いわゆるインストーラー)* TINSTMSG.OVR - TINST.COM用のメッセージファイル* TLIST.COM - program lister* ERROR.DOC - Turbo Reference Manualという名のマニュアル* CALCMAIN.PAS - ディスク使用量を表示するサンプルプログラム* CALC.PAS - MicroCalcというスプレッドシートのサンプルプログラム* CALC.HLP - MicroCalcのマニュアル* CALCDEMO.MCS - MicroCalcのサンプルデータ
== 関連項目 ==