UDP

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UDP(ゆーでぃーぴー、User Datagram Protocol)とは、通信プロトコルのひとつで、IPの上に構築された、接続の概念がなく、エラー修正もなく、パケット(≒データ)を一方的に送りつける方式です。

接続処理もなく、エラー修正もなく、パケットは途中で失われたり、間違った順序で受信されたりする可能性がありますが、それらの処理が無いことにより低遅延な通信を実現できます。

UDPで送受信するデータが「経路上のネットワーク機器のMTU(一般的には1400〜1500くらい)より小さいパケット=(数百バイト以下)」でありパケットの分割や再構成は不要、さらにパケットロスもスキップ処理できる用途であれば非常に高速に利用できます。

逆に上記の要件を満たさない場合はTCPを使ったほうが良いでしょう。