USBメモリ

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USBメモリ英語:USB Flash drive)とは、主にパソコンで使う外部記憶装置の一つで、USB端子に接続して使う。

呼称[編集 | ソースを編集]

USBメモリは単に「USB」と略して呼ばれることも多いが、ウィキペディアを「wiki」と略するのと同様にそのような呼び方に異論を唱える人もいる。

メモリの英語表記は「Memory」であり、文科省の基準に従えば「ry」で終わる単語の発音時は「メモリー」などのように長音を付けてはならない。 そんな細かいことは気にしても仕方がないので覚えなくても良い。

概要[編集 | ソースを編集]

USBメモリとは、大雑把にいえばUSB接続の外付けSSDであるが、「SSDとしては認められない」と主張しているパソコンの大先生も多い。

Android端末で使えるもの、書き込み禁止スイッチがついているもの、自動でデータ暗号化するものなど、様々な種類のものが存在する。 価格が安くなったこともあり、社名入りボールペンなどと並びアメニティグッズとしても広く浸透している。

フロッピーディスクDVDなどの旧来のリムーバブルメディアでは、ディスクドライブが分離しているものが一般的であり、ディスク容量が固定であるなどの縛りあったが、USBメモリではそれらの制限がない。これはファミコンカセットの容量が次々と増大していったのと非常によく似ている。

紛失[編集 | ソースを編集]

USBメモリは非常に便利だが、紛失などのリスクもあるため、個人情報の保護などの関係で、USBメモリ使用禁止縛りがかけられている職場もあるらしい。

縛りが「USBメモリ使用禁止」ならばUSB接続のカードリーダーを使えそうだが、 「データの移動はCD以外禁止」だとこの作戦も使えないので、非常に残念なことになる。

歴史[編集 | ソースを編集]

世界最初のUSBメモリ製品はイスラエルのM-Systemsが発売した「DiskOnKey」で容量は8MBで価格は45ドルであった。なお、DiskOnKeyの設計は米国のZiba Designが行い、販売に際してはIBMのブランドを借り受けて行われた。

2006年11月19日にSanDiskが買収し現在は同社のブランドとなっている[1]。つまり現在USBメモリの権利を持っているのはSanDiskである。

関連項目[編集 | ソースを編集]

参考文献[編集 | ソースを編集]