「Xamarin Studio」の版間の差分

提供: MonoBook
ナビゲーションに移動 検索に移動
imported>Administrator
imported>Fallout New Tokyo
1行目: 1行目:
'''Xamarin Studio'''(ざまりん・すたじお)とは、[[Xamarin]]社が無償配布している[[オープンソース]]の[[統合開発環境]]である。
+
'''Xamarin Studio'''(読み:ざまりん・すたじお)とは、[[Xamarin]]社が無償配布している[[オープンソース]]の[[統合開発環境]]である。
 
<ref>http://xamarin.com/studio</ref>
 
<ref>http://xamarin.com/studio</ref>
  
 
== 概要 ==
 
== 概要 ==
Xamarin Studioは大雑把にいうと[[MonoDevelop]]がバージョン4.0となる際に改名されたものである。
+
Xamarin Studioは大雑把にいうと[[MonoDevelop]]がバージョン4.0となる際に改名されたものである。なお、[[MonoDevelop]]公式サイトでは「MonoDevelop 4.0」という名称で記述されているが、インストーラーパッケージは「XamarinStudioInstaller」という名称になっている。ようするに好きなように呼べということであろう。<ref>http://monodevelop.com/Download</ref>
なお、[[MonoDevelop]]公式サイトでは「MonoDevelop 4.0」という名称で記述されているが、インストーラーパッケージは「XamarinStudioInstaller」という名称になっている。ようするに好きなように呼べということであろう。
 
<ref>http://monodevelop.com/Download</ref>
 
  
 
名称が[[MonoDevelop]]からXamarin Studioに改称されるにあたり、パッと目につくUI部分も全面刷新されており、使い勝手はまるで別物といえる状況となっている。なお、内部的な仕様はそこまで変わっていないようで、[[アドオン]]などはそのまま使えることが多い。
 
名称が[[MonoDevelop]]からXamarin Studioに改称されるにあたり、パッと目につくUI部分も全面刷新されており、使い勝手はまるで別物といえる状況となっている。なお、内部的な仕様はそこまで変わっていないようで、[[アドオン]]などはそのまま使えることが多い。

2014年3月3日 (月) 06:37時点における版

Xamarin Studio(読み:ざまりん・すたじお)とは、Xamarin社が無償配布しているオープンソース統合開発環境である。 [1]

概要

Xamarin Studioは大雑把にいうとMonoDevelopがバージョン4.0となる際に改名されたものである。なお、MonoDevelop公式サイトでは「MonoDevelop 4.0」という名称で記述されているが、インストーラーパッケージは「XamarinStudioInstaller」という名称になっている。ようするに好きなように呼べということであろう。[2]

名称がMonoDevelopからXamarin Studioに改称されるにあたり、パッと目につくUI部分も全面刷新されており、使い勝手はまるで別物といえる状況となっている。なお、内部的な仕様はそこまで変わっていないようで、アドオンなどはそのまま使えることが多い。

Xamarin Studio自体はVisual Studio Shellのような統合開発環境の枠組みだけを提供するものであり、特定のプログラミング言語などに依存するものではない。そのため各種プログラミング言語プラットフォームへ対応するためのアドオンを入れることで利用するようになっている。ただし、あらかじめXamarin Studioと各種プラットフォーム対応アドオンがパッケージ化されて配布されており、有名どころのプラットフォームの場合は意識してどうこう言うものでもない。

不具合など

日本語入力

ちなみに、2013年6月7日現在もMonoDevelop時代から変わらずMac OS X上での日本語入力ができないままである。ただ株式会社クリアコードの尽力により、その致命的な問題を解決するGtkIMCocoaの開発が進められており、まだ正式リリースではないものの、既にそこそこ動作させることは可能となっている。

2013年9月現在の最新バージョンではMac OS Xにおける日本語入力の問題は解決され、快適に利用できるようになっている。 この問題はGTK+自体の問題であったが、株式会社クリアコードなどの尽力により根本から解決されるに至った。

捗る関連ツール

捗るアドオン

関連項目

参考文献